NPOどんどこプロジェクト

NPOどんどこプロジェクト 2014

福吉児童センター

鳥取県倉吉市

きつねの小判プロジェクト

No.1 おがも笑顔のまつりに参加しよう

タイトル おがも笑顔のまつりに参加しよう
協力NPO

明倫NEXT100

その他協力者・関係者
  • 西中学校PTA
  • 小鴨地区笑顔のまつり実行委員会
開催日時 7月26日
開催場所 さんさんプラザ倉吉
目的
  1. 校区内の地域の祭りを盛り上げる運営側メンバーとして中学生の参加を推進するとともに、地域の方々に中学生の活動を見てもらい、出会いふれあいの中で子どもたちへの理解を深めていただく。
  2. 地域での、中・高校生の活躍の場を作っていく。ボランティア活動を通して子どもたちに働くことの体験の場の提供をする。そして、役立ち感や達成感を味わえる機会とする。
  3. 今後の子どもたちの活動資金を生み出す。
概要

7月25日 児童センター来館児童で値札、看板等作成。
7月26日 

15:00集合
16:00-   さんさんプラザへ移動。販売準備。
17:00    販売開始。フライドポテト販売
18:00    まつり開会行事
-20:00  フライドポテト販売。

*ボランティアポイント「きつねの小判」は、1ポイント1円、活動1時間50ポイントとする。きつねの小判銀行は明倫NEXT100が担当する。きつねの小判も作成する。

 

No.2 夏休み寺子屋&料理教室

 

No.3 めいりんまつりに参加しよう

タイトル めいりんまつりに参加しよう
協力NPO

明倫NEXT100

その他協力者・関係者
  • 明倫地区振興協議会
  • めいりんまつり実行委員会
開催日時 9月20日
開催場所 倉吉市越殿町 JA鳥取中央メロン撰果場
目的
  1. 校区内の地域の祭りを盛り上げる運営側メンバーとして、中・高校生の参加を推進するとともに、地域の方々に中・高校生の活動を見てもらい、出会いふれあいの中で、子どもたちへの理解を深めていただく。
  2. 地域での、中・高校生の活躍の場を作っていく。ボランティア活動を通して、子どもたちに働くことの体験の場の提供をする。そして、役立ち感や達成感を味わえる機会とする。
  3. 今後の子どもたちの活動資金を生み出す。
概要 9月19日 17:00集合 20日の打ち合わせ
       大山おこわの仕込み、パック詰め等・注意事項の説明。
       19日までに値札、看板等作成。
9月20日 11:30集合
       大山おこわを蒸し上げ、パック詰め。
       13:30- JA撰果場へ移動。販売準備。
(テント・テーブル・椅子は10時頃に運んで設営)
       14:00  販売開始。
       17:35  閉会式
       準備したものが売切れたら、販売終了。片づけ。解散。

*ボランティアポイント「きつねの小判」は、1ポイント1円、活動1時間50ポイントとする。きつねの小判銀行は、明倫NEXT100が担当する。きつねの小判も作成する。

 

No.4 明倫地区ウォーキング大会

タイトル 明倫地区ウォーキング大会
協力NPO

明倫NEXT100

その他の協力者 明倫地区公民館、警察、明倫地区体育部、はばたきクラブ(児童センター地域組織クラブ)、中・高校生ボランティア
開催日時 11月2日(日) 8:30~13:30
開催場所 開会・出発(福吉児童センター)~明倫・成徳・上灘校区内~到着・閉会(福吉児童センター)
目的

・地域住民の交流と親睦、小学生親子のふれあいをはかる。

・自分たちの住む地域を知ろう。

・交通安全の知識を学び、実践してみよう。

概要

8:30~ 受付・集合(福吉児童センター)

8:45~ 開会式

          日程説明・交通安全指導、ウォーキングコース説明

9:00~ 出発 (グループごとに3分刻みで出発)

12:00前~ 福吉児童センター順次到着

      豚汁を会食、参加賞プレゼント 

13:00~ 閉会式

 ~13:30 みんなで片づけ・解散

 

No.5  ボランティア週間

タイトル きつねの小判プロジェクト No.5 「きつねの小判・ボランティア週間」
協力NPO

NPO法人 明倫NEXT100

その他協力者・関係者 明倫校区内の商店の方々
開催日時 11月3日~11月16日
開催場所 倉吉淀屋(東岩倉町)・明倫校区内、はばたき文化センター(福吉児童センター)
目的 地域で行われるボランティア活動に対して、地域のお店や各種イベントで使える地域通貨「きつねの小判」を発行することで、地域のボランティア活動を活発にし、積極的に地域活動に参加する子供たちを育てる。
概要

福吉児童センターでは、地域のお祭りやイベントに参加する際に来館する子供たちにボランティアとしていろいろと協力してもらっている。また、今回協働するNPO法人 明倫NEXT100では、毎年11月に「わいわい淀屋」というイベントの中で、ケヤキ並木の枯葉を集めてくると、イベントに出店している各店舗で使えるボランティア通貨「きつねの小判」と交換する「枯葉を小判に換えましょう」という事業を実施している。

この事業と、福吉児童センターに来館する子供たちのボランティアと連携して、①いろいろなボランティア活動に対して「きつねの小判」を発行し、②この「きつねの小判」を各種イベントや地域にあるお店で使えるようにすることによって、地域のボランティアを活発にしようとするものである。

福吉児童センターはきつねの小判を発行するボランティア活動「きつねの小判ボランティア」を企画(ボランティアの種類に対するきつねの小判の報酬額も決定する)し、参加する子供たちを募集する。

NPO法人 明倫NEXT100はボランティア通貨を発行する銀行機能ときつねの小判が使えるお店・イベント「きつねの小判協力店・イベント」の募集を受け持つ。

きつねの小判の発行量は3万円分を予定しており、その分の現金を所持しておいて、「きつねの小判協力店・イベント」の希望に応じて換金する。

No.6  福吉解放文化祭に参加しよう

タイトル 福吉開放文化祭に参加しよう
協力NPO 明倫NEXT100
その他の協力者・関係者 福吉解放文化祭実行委員会、はばたき人権文化センター
開催日時 11月15日(土)、16日(日)
開催場所 はばたき人権文化センター・福吉児童センター前駐車場
目的

1. 校区内の地域の祭を盛り上げる運営側メンバーとして、中学生の参加を促進するとともに、地域の方々に中学生の活動を見てもらい、出会いふれあいの中で、子どもたちへの理解を深めていただく。

2.地域での、中・高校生の活動の場を作っていく。ボランティア活動を通して、子どもたちの働くことの体験の場を提供する。そして、役立ち館や達成感を味わえる機会とする。

3.今後の子どもたちの活動資金を生みだす。

概要

<15日>  

12:00集合  けんちん汁仕込み・17日の打ち合わせ

        けんちん汁づくり等・注意事項の説明

        昼食

13:00~  工作コーナー(アートバルーン、わら細工)手伝い

<16日>

10:00  集合  バザー会場準備、けんちん汁温め

11:00~ 販売

13:30  販売終了

15:00~16:00  文化祭の片づけ手伝い

 

No.7 めいりんの冬のまつり

タイトル めいりんの冬のまつり
協力NPO 今回、NPO不参加

その他の協力者・関係者

明倫地区社会福祉協議会、明倫地区自治公民館協議会、明倫公民館、河原町自治公民館、中央児童館、倉吉市人権文化センター等
開催日時 12月23(火) 
開催場所 倉吉人権文化センターとその周辺
目的 子どもたちへ、地域で行ってきた様々な活動に対して一年間の慰労と感謝の意味を込めて、地域活性化のための行事として「めいりん冬のまつり」を開催し、地域のボランティア活動に参加する子どもたちを応援し、積極的に地域活動に参加する子供たちを育てること。
概要

福吉児童センターでは、地域のお祭りやイベントに参加する際に来館する子供たちにボランティアとしていろいろと協力してもらっている。今回協働するNPO法人 明倫NEXT100では、毎年、12月「冬のまつり」を開催しています。今年は、そのまつりから「めいりん冬のまつり」という名称に変えて、23日倉吉人権文化センターと21日 河原町下地蔵周辺の2か所の会場でイベントを開催します。

福吉児童センターは、23日、10:00~LEDランプシェードづくり 30人予定。

この内容で、この祭りに参加します。

 

No.8 冬休み寺子屋&料理教室

タイトル 冬休み寺子屋&料理教室
協力NPO 明倫NEXT100
その他の協力者・関係者

西中学校PTA、島根大学、鳥取大学、鳥取環境大学、倉吉東高、倉吉西高、グループいただきます

開催日時 12月25日(木)~26日(金)
開催場所 福吉児童センター
目的

1.中学3年生を対象に、高校進学に向けて学習の態勢づくりを図る。

特に生活や学習環境の整っていない子どもたちへ配慮し、進学に向けての学習支援をしていく。

2. 大学生や高校生のボランティアの参加をもとめ、先輩の姿、モデルを中学生に示す。

3.地域の中で学習支援のできる組織づくりをしていく。

概要

<1日の予定>

9:00 集合  指導者・参加生徒・お世話になる方、紹介

9:10~10:00 学習

10:05~10:55 学習

11:00~11:30 学習

11:30~  料理教室  

      昼食調理 ・・・調理法等指導を受けながら作業する

12:20~  昼食会食

 「栄養のバランス良い食事とは」、「成長期の身体を作るために必要なこと」などお話をしてもらう。

13:00~  食事片付け・休憩

13:30~14:20  学習

14:30~15:20  学習

15:30~16:20  学習

16:20~17:00  学習 

17:00  終了・片づけ  解散

レポート

No.1 おがも笑顔のまつりに参加しよう(7月26日)

当日の様子

26日前日までに、中学生女子を中心に、値札、看板等を来館児童で作成しました。

昨年、プリンを販売したが、売れ行きが悪く赤字の状態になったので、今年は、フライドポテトだけの販売にしました。今まで活躍したメンバーが高校生になってしまったので、今年は、中学生を中心に声かけをして、どのくらい集まってくれるか心配でしたが、中学生1年女子が3人、高校生男子1年が3人、3年男子2人の計8人が、会場設営や販売をしてくれました。

17時から会場で設営。「いらっしゃいませ。フライドポテトはいかがですか」と看板娘3人が声をかけて手際よくカップに詰めて販売し、男子は、暑い中、ポテト揚げに奮闘しました。18時過ぎ開会式終了後から買う人が行列になって、男子は、汗をダラダラ流しながら、時たま軽い火傷しそうになりながらポテト揚げ続け、19時半過ぎにはフライドポテト244カップを売ることができました。販売後は少し祭りを楽しみ、参加した抽選会では、7人中4人が商品を獲得、大喜び。みんなで片づけをして20時15分に解散しました。今回も、新たなメンバーを含め13人の子どもたちが参加をしてくれました。
子どもたちの声

・台風の影響でとても暑い日で、フライドポテトを揚げるのが熱くて大変だった。油で揚げることに慣れてないので油のはねるのが怖かったです、友達と一緒に調理作業ができ楽しかったです。売り切れて嬉しかったです。

・店の前に行列ができて焦りました。参加する前は、ちょっと面倒臭いと思ったけれど、販売で役に立つことができて良かったし、楽しかったです。抽選にも当たり、嬉しかったです。

・地域の方に頑張っていることをほめてもらって嬉しかったです。

・初めて、こんな活動に参加しました。中学生や高校生と一緒の活動でいろいろ教えてもらって友達になれて良かったです。最初は心配だったけど出てきてよかったです。
よかったこと

昨年度は、初めての参加で地域の方とのつながりが薄かったので戸惑うことが多かったが、今年は、こちらも地域の方も慣れ親しくなったのでスムーズに準備、販売、片付けまで行うことができました。地域の方も売れ具合はどうだと気遣ってくださり、たくさんの方から、子どもたちは褒め励ましてもらいました。

夏休み前から、暮らしが崩れそうになった3人娘が活躍をしてくれ、立て直すきっかけになったように感じました。高校生の男子は、特別支援学校や定時制高校に通う子どもたちで、就労に向けての経験を積むことができたと思いました。

福吉児童センターが、小鴨地区に存在が認知されてきたと感じることができました。
児童館担当者の感想

・今回は、本当に暑い日で、初めてのメンバーが8人中5人、心配もしましたが、当日は、さすが高校生、揚げ方も上手に手際よく、女子3人は、向いているのか声掛けも元気に頑張ってくれました。地域の一員として活動するメンバーになったなあと感じることができた祭りになりました。

・今年は、暮らしが崩れそうな子どもたちと、その時期を越えた子どもたちが活動してくれ、お互いの姿から学ぶものがあったように思いました。特に女子3人には、今後の活動にも参加の声掛けをして成長の機会になればと考えています。

活動する意識が、年長の子どもたちから年下の子どもたちへつながっていくのを今年は感じられました。「継続は力なり」を、子どもたち、地域の姿から実感しました。
協力NPOの感想 子どもたちが活動している姿を見に行きました。明倫校区だけでなく中・高校生が広く活動するようになって喜んでいます。
その他協力者の感想 屋台では、高校生、中学生が積極的に活動している姿が見られ、とても感心しました。暑いさなかの活動、フライドポテト揚げ、暑さに耐えての作業、本当にご苦労様でした。行列のできる屋台で、これからも続けて出店してくださいね。抽選会での当たる確率がとても高かったですね。

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No.2 夏休み寺子屋&料理教室(8月18日~20日)

当日の様子

初日、18日朝、9時集合。開会式で指導者・参加生徒・料理教室等でお世話になる方々と顔合わせ、自己紹介をして開始しました。

毎日、開始から、50分間の学習に休憩をはさみ、午前中は、11時30分まで学習。 11時30分から12時20分まで、料理教室で昼食作り。午後は、13:30~17:00まで3回の休憩を入れて学習に頑張りました、料理教室では、高校生やグループ「いただきます」の方の指導を受けながら、子どもたちが、自分たちで将来自炊ができるようにと取り組みました。12:20には、会食準備も整い、自分の命を守り育む食事の大切さを話を聞き、手作りの料理に、会話も弾みました。食事の後片付けも、さすが、中学3年生。家ではしないという子も良く動き、予定の13:30までに終了。予定通りに午後の学習を進めることができました。

1日目は「夏野菜いっぱいカレー」。2日目は「焼肉サラダ」と「マッシュポテト、みそ汁、フルーツヨーグルト」、3日目は「親子どんぶり、酢の物、みそ汁、オレンジ」という献立で、毎日、サッとできて、いろいろな野菜をたくさん食べました。西中の前校長先生からお米を寄付していただいて、生徒達へ激励をいただきました。

今回は、参加生徒が少なく、大学生にマンツーマンで指導を受けました。1日目は、高校生もアドバイザーとして参加をしてくれ、とても賑やかに開会。最終日は、それぞれが長時間学習の感想を発表して閉会しました。
子どもたちの声

・こんなに長時間、勉強したことがなかったので、やりきれるか心配だったけど、1日参加したら、かなり学習を進めることができた。大学生に教えてもらって、わからないところが無くなってよかった。大学でしていることや生活についても話が聞けて良かったです。冬休みは、もっと頑張ります。

・毎日、午後は、睡魔が襲って辛かったです。

・料理するのは面倒くさいなあと思っていたけど、やってみると面白かった。

・高校生のお姉さんたちとは、ちょっとはずかしかった。
よかったこと

夏休みの取組みとして3日間の活動を実施しました。生徒の参加が少なくて6人でした。そのうち、特別支援学級生徒が2人参加してくれました。

3日間活動して、初対面の大学生や高校生のお姉さん、地域のおばさんたちと食事を作り、一緒に食卓を囲んで会話をし、長時間を共に過ごしたことで、最初は固かった子どもたちも打ち解けて質問をどんどん自分からするようになりました。普段、一人でなかなか学習ができない子どもたちが、頑張って長時間の学習にチャレンジ。途中から、夏休みの宿題が済まないと1年女子が二人参加。わからなかったところが分かった。勉強がずいぶん進んだ。参加してよかったという感想が何よりでした。調理では、普段はなかなか動かない子、おとなしい子らでしたが、打ち解けて表情が明るくなっていくのを見て嬉しかったです。

この事業をするために、今年度は、鳥取大学、倉吉西高、倉吉総合産業高からも参加、自主グループ「いただきます」の協力がありました。

大学生もこの3日間で、非常に良い経験、良い学びになりました。次回、冬休みにも参加させてくださいと言ってもらいました。
児童館担当者の感想

・実施日時の設定や募集については、もう少し工夫改善が必要だと思いました、一人一人の生徒にとっては、目の行き届く状態で学習に取り組むことができ良かったと思いました。夏休みの宿題ができていなかった子も済んだ、わからないところが分かったという声が聞かれ、嬉しく思いました。食事づくりは、とても興味を持って取り組み、調理作業や後片付けまでとても子どもたちが良く動いてくれ、楽しい時間になりました。教職志望の学生たちには、経験を積む場、学校外での子どもを知る場、児童センターという施設を知る場として生かしてほしいと思っています。県外出身の学生さんと中高生、職員の語らいもお互いに他県のことを知りあう機会となり良かったと思いました。

大学生も自炊のレパートリーが増えましたと言ってくれ、地域の方にも、中学生と触れ合うことが少ないので、中学生の姿を知ることができ、面白く楽しかったと言ってもらえました。次回はこのつながりを大切によりよい協力体制で取り組めると感じました。
協力NPOの感想 思春期の子どもたちを地域で育成していく人のつながりづくりをしていくために、また、中学校や中学校PTAとの連携も確かなものにして、事業を実施継続して行くことを狙っています。そのつながり連携が、昨年までよりつながったと実感できました。大学生の参加が多くなり嬉しかったです。地域の中から学習指導をしていただける人を発掘していかなければならないと感じています。中学生の参加が少なくて残念でした。
その他協力者の感想

・貴重な体験をする機会を頂くことができありがたかったです。地域との連携・教職課程を取っている学生たちの実習の機会をいただき嬉しく思いました。昨年よりたくさんの学生を参加させることができ良かったです。(大学)

・学校、家庭、地域でと異なる姿を見せる中学生の姿を見ることができ、少人数でもそれぞれに異なった姿の子どもたちや職員の方・地域の方の関わりから、多くのことを学ぶ機会になったと学生たちから聞きました。地域の関係機関が連携協働で取り組むことの大切さを学ぶ良い機会となったようです。(大学) 

・地域のボランティアや大学生にお世話になって長時間の学習に取り組みました。貴重な体験として中学生が役立ててくれると嬉しく思っています。地域でこのような活動をして下さることに感謝をしています。次回は参加者を増やす努力をしますね。(中学校PTA) 

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No.3 めいりんまつりに参加しよう(9月20日)

当日の様子

今年は、販売商品を郷土料理「大山おこわ」にしました。

20日前日までに、中学生女子を中心に、値札、看板等を2人の来館児童で作成しました。

前日の金曜日は、学校からの帰りが遅く、午後の仕込みには、小学5年男子が2人参加してくれました。当日の20日には、中学生女子が4人、高校生女子2人、男子4人の計10人が、会場設営やおこわを蒸し上げ、パック詰め、販売をしてくれました。

12時から会場で販売を開始。「いらっしゃいませ。大山おこわはいかがですか」と声をかけて販売を開始、時間をずらして、2回に分けて販売しました。会場に来られた人から、「大山おこわ」はありますかと聞いてこられるほど人気で、お客さんが集中するとてんてこ舞いになっていました。閉会式が予定通り17:30に終了し、みんなで片づけをして17時45分に児童センターに戻って解散しました。今回も、新たなメンバーを含め14人の子どもたちが参加をしてくれました。
子どもたちの声

・友達と一緒に蒸し上がったおこわのパック詰めは、簡単そうで案外難しかったです。味見の炊き立ておこわは、おいしかったです。祭りも盛り上がり、たくさん買ってもらって嬉しかったです。

・次々とお客さんが来て忙しかったけど、販売で役に立つことができて良かったです。

・地域の祭りに高校生が協力して、地域の方にも小・中学生にも、頑張ることでよい見本になれたのではと思いました。頑張っていることをほめてもらって嬉しかったです。

・初めて、こんな活動に参加しました。おこわの材料を小さく切るのが、難しかったけど面白かったです。
よかったこと

前日の金曜日に、小・中学生は、授業で学校帰りが遅く、肝心の仕込みをするのが職員中心となってしまいました。それでも、小学5年生男子2人が来て働いてくれて嬉しかったです。

今年は、地域に高齢者の方が多いことを考えて、「大山おこわ」にしたら、販売を始めた途端に、待っていましたと次々売れてしまいました。少しあっけなかったです。

福吉児童センターが、地域の行事に地域へ出かけて活動して、今年もお店に来て声をかけて下さる保護者の方と子どものことについて話すことができました。センターに行けばよいのだけど「子どものことでちょっと相談が」と来て下さる方もありました。乳幼児クラブの方も出てきましたと立ち寄ってくださり、近所のテントの店からも声をかけてもらいもらいました。「大山おこわ」を非常に喜んでいただくことができ、めいりんまつりの「名物」にしていただけそうです。
児童館担当者の感想

おがもの祭りとは、違うメンバーで初めての大山おこわに挑戦。売り上げは、材料代を考えるとトントンといったところですが、祭りに参加してきて7年。年々、活動してくれるメンバーの数が増えてきたことが嬉しいです。地域のメンバーとして、地域のみなさんに認知してもらい、頑張っているなあと子どもたちに声をかけて下さる人が増えていることも嬉しいです。参加することが当たり前になってきていることが嬉しいです。

活動する意識が、子ども同士でもつながり、「活動するから、忘れず連絡をしてよ」という子どもが増えてきました。「継続は力なり」を、子どもたち、地域の姿から実感しました。「大山おこわ」は、地域の方に楽しみにしてもらえそうです。
その他協力者の感想

・大山おこわを楽しみにしていました。食べたら、とてもおいしかったですよ。ぜひ、来年も大山おこわをしてください。

・高校生から小学生まで、幅広い年齢の子が活動できてよかったと思いました。安全面を考えて、夕方18時までに終了というのは、親としては安心だと思いました。

・屋台では、高校生、中学生、が積極的に働く姿が見られ、地域の人間としてとても感心しました。完売してよかったですね。もう少し数があってもよかったのにと思いました。

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No.4 明倫ウォーキング大会(11月2日)

当日の様子

8:30に集合して、高校生のボランティア7人は、明倫地区体育部の方とポイント係を担当、センター職員と地域の住民ボランティアの方2人で60人分の豚汁を作りました。

高校生のポイント係7人は8:30に集合して打ち合わせ後、各ポイントへ移動。9:00~福吉児童センターに参加者が集合。9:30に開会式をし、オリエンテーションの後、各グループが時差出発、明倫、成徳、上灘地区内を通るコースを歩いて、12時前から、順次、福吉児童センターにゴールしました。

その間に、センターで豚汁をつくり、参加者全員がゴールしてから会食をしました。

体育部が用意してくださった参加賞と、ちょっとしたじゃんけんゲームをして景品をもらうなど、和気あいあいとした時間を過ごして閉会しました。

朝、小雨がぱらっと降りましたが、幸い止んでお天気にも恵まれて楽しい行事ができました。参加者は、スタッフ、ボランティアも含めて56人でした。
子どもたちの声

・ボランティアとして地域の大人の人と触れ合う機会となってよかった。

・地域の人たちが僕たちを見て応援してくださっていることが分かったし、参加された大人の人たちから感謝をしてもらい嬉しかったです。
よかったこと

今年度、当初は、明倫小親子会との共催事業の予定でしたが、PTAが今年度は取り組まないということになったので、明倫公民館から体育部の事業「ウォーキング大会」と一緒にやったらどうかという提案があり、体育部と共催ですることにしました。

はばたきクラブの存在と活動を知っていただく良い機会となりました。また、中・高校生が児童センターを拠点にいろいろな活動をしていること、中・高校生になっても児童センターを利用できることを保護者や地域の方に知ってもらうことができました。また、体育部の方々の中に、過去、保護者であった方もおられ、わが子が児童センターに来ていたけれどよく知らなかったので、このような場所があるということがよくわかり、お世話になりありがとうございましたという言葉もいただくことができました。地区公民館事業とも連携共催して行ける糸口になりました。
児童館担当者の感想

今年は、小4親子会との協働ができなかったのは残念でしたが、明倫地区体育部との共催事業で、賑やかな行事となりました。高校生が地域の人とペアでポイント係をしてくれ、地域の成人男性と出会うという経験もよかったのではないかと思いました。豚汁づくりも住民ボランティアの2人方が手伝ってくださり、その方々からも「いいですねえ。こんな行事があって。また、手伝わせてください。」との言葉をもらいました。

高校生の活動を見てもらい、「高校生になっても利用できる所があっていいですね。うちの子もここで遊んでいたんですね。初めて来ました。ありがとうございました。」という言葉を頂いて、とても嬉しかったです。地域に児童センターの存在を知ってもらいよかったです。

協力NPOの感想

共催の明倫地区体育部長さんから

 今回、初めて児童センターとの協働で事業を開催しました。自分達だけではできないプログラムの実施ができてよかったと思いました。子どもから大人までの参加となり、それもまた、とてもよかったと思いました。高校生のボランティアもよく動いてくれてうれしかったです。ありがとうございました。

 児童センターでは豚汁が用意されていて参加者はお腹一杯ご馳走になりました。参加者一同、楽しい時間を過ごしてもらえたと思います。

事業を連携協働すると、こんな風にできるのだとわかり、来年もまたという気持ちになりました。

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No.5 ボランティア週間(11月3日~17日)

当日の様子

10月に入って、「きつねの小判ボランティア」の企画会を開催し。今年度は、何とか駄菓子屋を開店したいと考え、ようやく3日のイベントに合わせ開店することができました。

その後イベントに参加する店舗、関係機関を募集しました。校区内小学校、保育園幼稚園へは、チラシ全校配布。中学校へは、福吉児童センターから全校生徒へチラシを配布しました。今までボランティアに参加してきた生徒へは、個別に児童センターから手紙を郵送して知らせました。

 校区内の中央児童館や倉吉人権文化センター、福吉児童センター、NPOの事務所に枯葉集め用のごみ袋を置いて、参加する子どもたちへ配布してもらいました。街路樹の枯葉集めの活動は、10月半ばから11月3日まで行い、「わいわい淀屋」の時に「枯葉を小判に換えましょう」で1袋45Lを小判1枚と交換しました。

11月3日に「わいわい淀屋」を10時~開催し、紙芝居「淀屋物語」・講演会、ウォークラリーを実施。校区内、主に淀屋周辺の界隈に16のお店・コーナーを出して楽しんでもらいました。福吉児童センターも遊びコーナー(輪投げ)を開きました。
子どもたちの声

・天気が良くて落ち葉集めも頑張りました。輪投げをしてたくさん商品がゲットできたのでうれしかったです。

・学生さんや、地域のおじさん、おばさんと話して友達になれて良かったです。

・福吉児童センターに行ったことがないので、遊びに行ってみたいです
よかったこと

明倫校区にある地域の伝統文化や財産、地域の特色を知る機会ができました。地域でさまざまな活動をしている人たちと出会う機会となり、事業を一緒に共同開催することで、より今後の連携を円滑に進めることができるようになりました。

今年度は2度目の参加で要領もわかり、スムーズにいきました。来年以降も地域へ出かけて事業を実施していく場として継続参加をしていきたいと思いました。
児童館担当者の感想

今年は、天気が良くて本当に良かったです。昨年雨にたたられたので、今年は中央児童館で、遊びコーナーをしました。低学年児童を中心にたくさん遊びに来てくれて、保護者の方も含めて、児童センターの存在をPRすることができました。ボランティアをしてきた子どもたちには、きつねの小判を事前に手元へ届けて、当日は、駄菓子を購入やゲームを楽しんでもらえました。

駄菓子屋も何とか3日に開店でき良かったと思いました。

昨年に引き続き、児童センターが明倫地区の行事に参加をしてきて構成メンバーとして定着してきて継続につながることを実感できました。

新たな子どもたちや保護者の方々にも出会うことができ良かったと思いました。
協力NPOの感想

何と言っても天候に恵まれ、最高でした。人出も多く、校区内を歩き、発見してもらうことが多かったと感じています。

きつねの小判への交換もスムーズとは言えなかったので、もっときつねの小判の存在をPRしていくことが来年度への検討課題となりました。

参加した子どもからは、楽しかった、また参加したいという声が多かったです。昨年度より出店が多くなったことは成果でした。
その他協力者の感想

・地域のまつり・行事が増えて嬉しく思っています。親子で参加してみて、明倫地区を知らなかったなあとつくづく思いました。日頃、つい、車で移動してしまうことが多いので歩くことをしなくてはと思いました。日常とは違った景色を見て、明倫の歴史に触れた行事でした。ありがとうございました。

・幼児と低学年の保護者です。もう少し大きくなったら、福吉児童センターも利用したいと思います。先生方とお話できてよかったです。

・乳幼児クラブの保護者です。今日も楽しませていただきました。ありがとうございました。

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No.6 福吉解放文化祭に参加しよう(11月15-16日)

当日の様子

15日前日までに、中学生女子を中心に、値札、看板等を来館児童で作成しました。

今年度は、小・中学生が土曜授業のため高校生が、アートバルーンコーナ―とわら細工のボランティアやけんちん汁の仕込みをがんばってくれました。

15日は、朝から、無料配布のフルーツゼリーと販売するけんちん汁を作り始め、午後には、アートバルーン、わら細工の手伝いも並行して手分けをして活動しました。

16日は朝、会場準備を地域の方と一緒にして、中高生ボランティアの女子14人が、焼きそば、けんちん汁、から揚げ、餅の販売コーナーに分かれて活動をしました。

 今年は、参加スタッフが多かったので、地域の方のコーナーにも分かれて、みんなががんばりました。天候にも恵まれ、用意した商品も開店30分過ぎには、次々と完売していき、それぞれのコーナーもてんやわんやの大忙し、あっという間の時間でした。

文化祭の展示準備の10日には、進んで高校生男子4人が作業を手伝ってくれました。
子どもたちの声

・大量150人分のけんちん汁を初めて作りました。家で作る量と違って大鍋での料理は、材料の切り方、大きさから違うことがわかりました。

・一緒に並んで販売活動をしている地域の方に「ありがとう」「助かるわあ」と言ってもらい嬉しかったです。行列ができるほどの繁盛で、すごく大変でした。

・地域の文化祭に協力することでアートバルーンとかわら細工のお手伝いをし、作り方を学ぶことができ、地域の方が様々なことを学んでおられること、みんなで協力して街づくりに取り組んでおられることを知ることができました。自分の住んでいる町の行事にも参加していきたいと思いました。地域の方にも高校生が頑張ることで地域に貢献していることを見てもらいたい。接客等学ぶことの多かった体験でした。
よかったこと

今年度は、小・中学生が、土曜授業や部活動と重なり活動への参加が難しい状況でしたが、高校生女子(16日中学生2人参加)がたくさん参加してくれました。地域の方と協働で15日にはアートバルーン・わら細工コーナーを開催し、16日のバザーの各コーナーでも子どもたちが活躍してくれ、地域の方々から人手が足らないところだったので、心からの感謝の言葉をいただきました。

高校生中心でけんちん汁を作ったので、とても手際のいい作業となりました。郷土料理を味わう体験になったと思います。

「いらっしゃいませ。ありがとうございます。」のやり取りを子どもたちがしていくことで、接客を自然と楽しんで学び、地域の方に認めてもらう機会となりました。

材料の大根や里芋をいただいて、予算的に助けていただきました。
児童館担当者の感想

・今回の文化祭は、女子高校生が活躍してくれました。幼い時から児童センターに来館してきた子どもは少なく、呼びかけて参加してくれた子たちでした。こんな施設があることを知ることができたようです。

・大鍋での炊き出し料理を初体験。けんちん汁も初体験。地域の大人とも普段余り関わることもないようで、恥ずかしそうにしていましたが、仕事に追われると緊張もほぐれて終わる楽しかったですと言ってくれました。行事に誘うと嬉しそうに参加しますとの声が聴けて、センターとしても嬉しく思いました。

・年長の子どもたちが活動できる場を提供することを忘れてはいけないと実感しています。年を重ねて子どもたちを応援してくださる方が増えてきていることを嬉しく思っています。消費税が上がり、材料が上がったので利益は少なかったですが、継続は力なりで、地域に根付く活動になっていきそうです。

協力NPOの感想

高校生の参加が増えて良かったです。これをきっかけにして、他の行事へも参加が拡がってくることを望んでいます。

明倫校区は、少子高齢化が進行している地域で、他の校区からでも子どもたちが参加してくれることは大歓迎です。天候に恵まれ、高齢者の方々にたくさん出てきてもらうことができました。みなさんが喜んでおられる姿を見て嬉しかったです。

多世代の交流を継続して行きたいですね。
その他協力者の感想

・天気が良くてよかったですね。児童センターに来る子どもたちが、文化祭の様々な場面で活躍してくれて、地元の館長としてとても嬉しくありがたく思っています。地域の大人の人たちもみんなが喜んでいますし、これからも子どもたちの活動を応援していきたいと思います。年々、地元の人の手が足りなくなる状況で、本当に若い人たちが助けてくれて感謝しています。10日の会場設営には、高校生男子4人が手伝ってくれて、それも大助かりでした。

・けんちん汁、とてもおいしかったですよ。今年も楽しみに来てよばれました。

・高校生のみなさんが、アートバルーンやわら細工のコーナーを手伝ってくれて大助かりでした。私たちも楽しくコーナーを実施することができありがとうございました。

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No.7  めいりん冬のまつり(12月23日)

当日の様子

NPO明倫NEXT100が中心となって開催していた「めいりん縁の冬」を「めいりん冬のまつり」に戻し、倉吉市人権文化センター周辺を会場に、協力関係機関が、ワークショップや模擬店を出しました。

昨年は、いろいろなボランティア活動に対して発行している「きつねの小判」を使用する場として、「めいりん縁の冬」に協力して活動しましたが、今年度は、地域で様々な活動をしてきた方々を含めて慰労する意味で、すべて振る舞いの行事として開催するという地域の意向を反映した形で実施となりました。

福吉児童センターは、23日の10:00~12:00倉吉人権文化センターでLEDランプシェードづくりをしました。

河原町の地蔵周辺では、21日(日)に祭りが開催され、イルミネーションも点灯されました。
子どもたちの声

・ランプシェードづくりをして、飾りました。電気がついたら、暗くなったとき、とてもきれいに見えたので良かったです。また、参加したいです。

・お父さんやお母さんと一緒に、ランプシェードを作りました。絵を描くのに何を描いたらいいか迷ったけど、かわいくなって嬉しかったです。

・絵を書くだけでなく、髪を切ったり貼ったりするのも面白いですね。子どもと一緒に、親の方が夢中になって作ってしまいました。
よかったこと 地域でさまざまな活動をしている人たちと出会う機会となり、事業を一緒に共同開催することで、明倫地区へ福吉児童センターの存在をより知っていただくことができました。特に自治公民館協議会・社会福祉協議会・明倫公民館とは、継続して年間行事の中で共同開催するものもできて、ずいぶんと話がしやすくなりました。地域の方からたくさん声をかけていただき嬉しかったです。参加者の多くが親子で参加され、幼児や小学校低学年の保護者の方にも福吉児童センターを知っていただく機会になり良かったです。
児童館担当者の感想

中高校生には、センターだよりと個人的にお手紙で知らせたりしていたのですが、参加者が少なかったです。ボランティアを自らかって出て手伝ってくれました。

地域に出かけて活動してきたことで、地域に認知してもらえ、協力をお願いするとよい返事が頂けるようになりました。地域では、小学生向けの行事がほとんどでしたが、中・高校生へ向けても、地域で何か仕掛けていかなければならないと思っていただけるようになったことは大きな成果だと思っています。

児童センターの職員も地域を知る機会になり、良かったと思います。引き続き取り組んで行きたいと思いました。
協力NPOの感想

寒さもそれほどでもなく天候には恵まれました。

今回は、すべて振る舞いの行事ということで、小判の出番はありませんでしたが、参加した関係機関が慣れてきて、開催に向けてもスムーズにいくようになりました。

地域を盛り上げる力に確実になってきていると思います。
その他協力者の感想

・地域のまつり・行事が増えて嬉しく思っています。親子で参加してみて、明倫地区には、中央児童館と子どもが大きくなっても利用できる福吉児童センターがあることを知りました。親子で楽しく工作をさせてもらい、出来上ったランプシェードも飾ってみるときれいでした。ありがとうございました。

・明倫地区は、少子高齢化と人口減少が大きな課題ですが、みなさんに協力してもらい、天気にも恵まれてにぎやかに「まつり」を開催することができました。老いも若きも参加して継続して行きたい取組みなので、今後もご協力をお願いします。(地区振興協)

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No.8 冬休み寺子屋&料理教室(12月25~26日)

当日の様子

初日、25日朝、9時集合。開会式で指導者・参加生徒・料理教室等でお世話になる方々と顔合わせ、自己紹介をして開始しました。参加生徒は25日5人、26日16人でした。学生指導者は、1日目3人、2日目4人でした。

25日、26日は、50分間の学習に休憩をはさみ、午前中は、11時00分まで学習。11時00分から12時10分まで、料理教室で昼食作り。午後は、13:30~17:00まで3回の休憩を入れて学習に頑張りました、料理教室では、グループ「いただきます」の方の指導を受けながら、子どもたちが、自分たちで将来自炊ができるようにと頑張りました。12:00過ぎには、会食準備も整い、楽しく手作りの料理に舌鼓を打って、会話も弾みました。

1日目は「けんちん汁とセルフおにぎり」、2日目は「カレーライス」と「シーザースサラダ、ショコラ寒」、という献立で、毎日、サッとできて、いろいろな野菜をたくさん食べました。今回は、1日目は郷土料理、2日目は好きなカレーとトッピングいっぱいのサラダ、デザートの簡単スイーツづくりに挑戦しました。今回も前西中校長先生からお米をいただき、激励を受けました。

最終日、指導の大学生、地域の方(4人)から激励を頂き、生徒達からも感想と感謝を述べ閉会をしました。
子どもたちの声

・初めて参加して、こんなに長時間、勉強できるかなと思っていたけど、友だちが、隣で頑張っているのに引かれて頑張れました。質問したら、分かり易く教えてもらったり、一緒に考えてもらったりして、面白く楽しかったです。

・1日目は、人数が少なくて集中して出きてよかったです。でも、2日目は、人数が増え集中できない人もいて、うるさいと思うことがあり残念でした。でも、相談し合えたりしてできてよかったです。

・料理するのは面倒くさいなあと思っていたけど、料理するのって意外と面白く楽しかった。家でも作ってみたいです。一人暮らしをしてみたいと思っています。お母さんとか寒いし、冷たい思いをして作ってくれているのだと分かりました。

・数学のわからないところが多かったので、教えてもらってかなり進むことができました。

・勉強するのが面白くなりました。受験、頑張ります。

よかったこと

夏休みの取組みと比較すると、生徒たちがようやく受験モードに入ったという感じで、先着20人としたところ、18人の応募があり、結局、3年生16人(男子11人、女子5人)の参加でした。そのうち、冬休みに入ってすぐのことでもあり、下級生が「先生、来年もあるか」という声も聞かれました。1日目は、5人と少なかったですが、じっくり学習に集中して取り組めて充実した1日になったようでした。2日目は、16人とたくさんの参加となり、生徒同士で教え合う姿も見られ、男女の協力体制も良かったです。大学生に積極的に「教えてください」という姿も見あり、指導者不足だったので、学生指導者の皆さんは大変だったようです。

なかなか学習ができない子どもたちには付きっきりでしたが、友だち同士で注意する場面も見られ、頑張って長時間の学習をやりきりました。参加してよかった、分からなかったところが分かりできるようになった、受験に向かって最後まで頑張りたいという感想が何よりでした。

この事業をするために、児童センターだけでもPTAだけでもできない事業をたくさんの協力者を得て実施できたことは嬉しいことでした。

協力者・関係者で回数を重ねて顔を合わせ会話することで、今後より気軽に意見を交わせる連携の関係を作れ、お互いが次回もという思いを持てたことが良かったと思いました。
児童館担当者の感想

・1日目は良かったのですが、生徒の参加者が多くなり、指導者不足で4人に1人の指導体制になり、指導する側にとっては大変でした。一人一人の生徒にとっては、できるだけ指導者についてもらっている状態で学習に取り組みたかったと思いますが、その分、生徒同士の教え合いを促すことができました。わからないところが分かったという声が聞かれ、嬉しく思いました。食事づくりは、夏を経験した生徒たちがリードする姿がありました。回数だなあと感じています。食事を一緒に作って会食するという時間は、人間関係をつくっていくうえでとても大切で楽しい時間でした。グループ「いただきます」の方も、面白く楽しませてもらいました、また、声をかけて下さいねと嬉しい言葉を頂きました。教職志望の学生たちには、学校だけではできないことを子どもたちが経験する場の必要性と、地域との連携をしていかなくてはならないことを感じ、学校現場に出たときに少しでも経験として役立ててほしいと願っています。

受験勉強が中心でしたが、学びは、生涯自分のためにするものだということ、将来、自立に向かって必要なことを人との出会いの中で、少しでも生徒たちが感じてくれたらと思いました。
協力NPOの感想

・思春期の子どもたちを地域で育成していく人のつながりづくりをしていくために、また、中学校や中学校PTAとの連携も確かなものにして、事業を実施継続して行くことを狙っています。今回、やってみて、そのつながり連携が、今までよりつながったと実感できました。大学生の指導者はありがたいことですが、それ以上に、地域の中から学習指導をしていただける人を発掘していかなければならないと感じています。

・中学生に関わってみて、今どきの中学生の姿を知ることができました。また、児童センターでこんなことのしている、子どもたちができること、できないこと、どんな遊び方をしているか、学力はどうつけてきているかと知る機会をもらいました。地域の方々へ情報提供をして、地域で次代を担う子どもたちの育成にもっと努力しないといけないと思いました。去年と比較すると、今年は、少々、集中力に欠けていましたね。
その他協力者の感想

・地域との連携・教職課程を取っている学生たちの実習の機会をいただき嬉しく思いました。先回から継続して参加している学生から、学校では経験できないこと、地域と連携していくとはどういうことなのか、また、地域との連携の必要性を教えていただき、大変良い指導助言を頂き、学びの機会となったと報告があり喜んでおります。引き続きよろしくお願い致します。(大学)

・今回は、大学の休みと日程が合わず参加できませんでしたが、来年も実施されるようでしたら、ぜひ、声をかけてください。(大学) 

・無事、事業を終えることができました。お世話になりました。お互いに分からないことを教え合いながら、しっかりと学習していたようです。また、大学生や地域の方に指導してもらい、新たな人との出会いの中で得るものがあったようです。食事もみんなで協力して調理することができて、食育にも役に立ったようです。親ではしてやれないことを体験させていただきました。ありがとうございました。(中学校PTA) 

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福吉児童センターについて

連絡先

住所 〒682-0872 鳥取県倉吉市福吉町2-1514-7
電話番号 0858-22-0233