NPOどんどこプロジェクト

NPOどんどこプロジェクト 2014

もみじ台児童会館

北海道札幌市

なないろドーナツ

タイトル なないろドーナツ
協力NPO NPO法人シーズネット
その他協力者・関係者
  • もみじ台まちづくりセンター 
  • もみじ台管理センター
  • もみじ台地区民生児童委員協議会
  • もみじ台地区青少年育成委員会
  • 厚別区食改善推進員協議会
  • 熊の沢公園の自然に親しむ会
  • もみじ台地域の茶の間
開催日時 8月8日・10月・11月・12月
開催場所 札幌市もみじ台児童会館、もみじ台管理センター、熊の沢公園
目的 もみじ台地区は、オールドタウン化が進み、札幌市内でも少子高齢化が著しい地域です。もみじ台のまちづくりは、「子どもに笑顔を」「安心できる子育て環境を」、「高齢者に生きがいを」が必要だと言われております。NPO法人シーズネットは、もみじ台をはじめ、全国各地で高齢者の生きがい支援と、子育て支援事業にも力を入れております。児童会館と協働し、子どもを起点とした取り組みを行うことで、さまざまな世代との出会いと交流が生まれる、よりよいまちづくりを目指します。また事業の中で、感動をわかちあう人間関係を育み、豊かな地域教育環境を育みます。
概要
  1. 七夕きらきらふれあいまつり(8月8日)
    もみじ台児童会館で、流しそうめん、白玉なないろ団子を作り、会食交流を行い、熊の沢公園にて七夕短冊作成と展示を行う。乳幼児親子、子ども、地域住民、高齢者など、各世代間の交流を深める。
  2. あそびのひろば(10月・11月)ミニミニサンタ訪問交流(12月)
    10月、11月はもみじ台地域の茶の間に集う高齢者と子どもたちが、ミニゲームや会食などをとおして交流を図る。12月にはクリスマスをお祝いするため、子どもたちが地域の茶の間で交流を深めた高齢者のお宅や一人暮らしのお宅などを訪問し、交流を深める。
  3. 子育て・親育て講習会(10月・11月・12月各1回)
    地域全体で、安心できる子育て環境を醸成する。子育てに関する知識を学び、地域と保護者とのネットワークを図る。
    1)絵本に親しむ講座
    〜絵本のもつちから、活かし方、生活に絵本を取り込む方法などを学ぶ
    2)パーソナルカラー講座
    〜色彩の持つ意味を理解し、前向きに子育てを楽しむ方法を考える機会とする
    3)誕生学講座
    〜乳幼児を持つ保護者を対象に、乳幼児期の愛着形成の大切さを学ぶ。

レポート

当日の様子・子どもたちの声・よかったこと

当日の様子

■七夕きらきらふれあいまつり

乳幼児親子から地域のお年寄りまで幅広い年代の地域の方々が交流する機会となりました。当日は公園でのレクリエーションや、ランチバイキング交流、七夕短冊づくりなどをとおして交流を深めました。子どもを中心とした事業でさまざまな世代が出会い、ふれあえる一日となりました。(8月8日)

■あそびのひろば~地域の茶の間交流

高齢者サロンに参加するお年寄りと、小学生が交流する事業を実施しました。当日は、折り紙やけん玉、コマなどの昔遊びや、トランプ、オセロ、将棋などのゲームをお年寄りと一緒に楽しみました。回数を重ねることで参加した子どもたちも、お年寄りと次第に仲良くなり、自然と交流も深まりました。(10月4日・11月1日・12月6日)

■子育て講座

「誕生学講座(10月21日)」「ベビーマッサージ講座(10月28日)」「カラーセラピー講座(11月26日)の3回実施しました。たくさんの乳幼児親子が参加し、同じ学びをとおして、保護者同士の交流が生まれました。また、参加した保護者も地域で活動するボランティアや関係団体と知り合うきっかけにもつながりました。

■ミニミニサンタ交流事業

小学生がサンタクロースになって、地域のお年寄りのご自宅へ手作りプレゼントをもって訪問する事業を実施しました。訪問先では、子どもたちがサンタクロースになって訪問してくれたことに、とても喜んで迎えてくれる様子を見ることができました。子どもたちもお年寄りのみなさんの顔と名前を覚え、交流を深める機会となりました。(12月25日)
子どもたちの声 ・地域の中に沢山のお年寄りがいることを知ることができた。
・七夕では短冊を一緒につくって、おばあちゃんにありがとうと言ってくれたことがうれしかった。
・地域の茶の間で、おじいちゃんと将棋をすることがたのしかった。またやってみたい。
・サンタクロースになって恥ずかしかったけど、おばあちゃんがとても喜んでくれたのがよかった。
・地域のひとたちとまた一緒にあそびたいとおもった。
よかったこと NPOと協働して今回の事業を実施したことで、新たな地域団体とのつながりが生まれたことです。また、子どもを中心とした交流事業を実施したことで、さまざまな世代が出会い、交流する機会となりました。この事業以外でも地域で行われている交流事業などで、新たなネットワークが広がり地域に参画することにもつながりました。

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児童館・協力NPO・その他の協力者の感想

児童館担当者 今回の取り組みを通じて、もみじ台地域のさまざまな人たちが地域のため、そして子どものために取り組んでいる人たちがたくさんおり、つながることができたのが最大の成果であると感じます。この事業をきっかけに、子どもを中心にしたまちづくり活動をさらに展開し、NPOや地域のみなさんと一緒に取り組んでいきたいと思います。
協力NPO ・地域でさまざまな活動をしている方々の協力が得られました。
・地域の子どもたちの様子がわかり、今後の交流や事業につながっていくと感じました。
・子育て講座では、母親同士の交流だけでなく、母親のニーズを知ることができ、今後の地域活動にもつながると感じました。
その他協力者 ・今回の事業で終わらせるのではなく、これをスタートにして、今後につなげていくことが大切だと思います。
・子どもの元気な声を聞くと地域も明るくなります。NPOと児童会館が今後も地域の子どもたちの中心になって取り組んでほしいと思います。

もみじ台児童会館について

連絡先

住所 〒004-0013 北海道札幌市厚別区もみじ台6-1-2
電話番号 011-897-0775