NPOどんどこプロジェクト

NPOどんどこプロジェクト 2014

榴岡児童館

宮城県仙台市

地域の安全マップをつくろう

タイトル 地域の安全マップをつくろう
協力NPO
  • NPO法人まちづくり政策フォーラム
  • 仙台駅東エリアマネジメント協議会
その他協力者・関係者
  • 榴岡小学校PT
  • 榴岡おやじクラブ
  • 榴岡地区民生委員、児童委員
開催日時 8月1日・8月2日・8月9日・8月23日・10月・11月
開催場所 榴岡地区
目的

仙台駅東口にある当地区は日常的に転勤転居で生活を始める方々が多い所である。大震災後は県内沿岸部や福島から「みなし仮設住宅」として居住する被災者の方々も多くなっている。大震災時、地域・小学校そして児童館が一緒になって避難所運営等を担い地域力を発揮した地域力の高い地域ではあるが、上記の新住民にとっては孤立しかねない所もある。本企画である「地域の安全マップづくり」を通して、大人と子ども、大人と大人の顔が見える関係づくりをすると共に、子どもたちの地域への愛着心の育成と大人の子どもへの理解の向上を図り、子どもも大人も安心して暮らせる地域づくりにつなげたい。

概要
  • 地域の様々な団体の中で、マップづくりにかかわってくれる方々との顔あわせ
  • マップづくりワークショップ
    1. 街のあり方(人にやさしい町とは?など)について学習する
    2. マップづくり
    ・ 地域散策…グループごとに地域のより所・危ない所を探す
    ・ 地図に描く
    ・ 地域の安全マップをつくる
    3. 成果を発表する
  • 掲示用マップの作成
  • 配布用マップの作成と配布

レポート

当日の様子・子どもたちの声・よかったこと

当日の様子

安全・安心マップづくりワークショップ

1回目 地図のつくり方の話をNPOの方にしていただき、その後実際に街を歩きました。歩きながら注意するべきところを教えてもらいました。

2回目 グループにわかれ、気になるところを写真に撮りながら地域を歩きました。

3回目 2回目で回りきれなかったところをもう一度グループで歩きました。

4回目 2・3回目で撮った写真を地図に貼ったり、気がついたところを書き込んだりする作業をしました。

5回目 出来あがった地図を一緒に歩いた方々や地域の方々の前で発表しました。

子どもたちの声

暑い中を歩いてとても疲れたが、知らなかった場所や面白い話を聴くことができて楽しかった

よかったこと

協働でしたことにより、多くの地域の方々に参加していただくことができました。

実際の地図づくりにおいても、注意すべて点をわかりやすく教えていただくことができ、よかったです。また、児童館に来館していた乳幼児を持つお母さんたちが、マップに関心を示し、お母さんならではの視点で貴重な意見を話してくれたのが良かったです。

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児童館・協力NPO・その他の協力者の感想

児童館担当者

多くの地域の方に参加していただき、貴重な意見や地域の詳しい話等を聴くことができてとても良かったです。

協力NPO 

子ども達の安心・安全を守るために、危険箇所を発見するフィールドワークやその後のマップ編集ワークショップなどに、常日頃それぞれの立場で活動している地域の方に参加いただきたことは、地域ぐるみで子ども達を育む姿勢を再確認することができ有意義だったと思います。また大人たちの編集ワークショップを児童館でしていると、居合わせた赤ちゃん連れのお母さんたちが興味関心を持ち、自分たちならでは危険箇所を離してくれたことも、多様な人が地域に関わるきっかけづくりとして注目すべき出来事だと思います。児童館の立場・強みをフルに活用し、どの世代の人がみても地域の安全・安心とは何か?を自分事として考えられる地図ができたと思います。

榴岡児童館について

連絡先

住所 〒983-0856 宮城県仙台市宮城野区九番丁88-1
電話番号 022-299-0604