NPOどんどこプロジェクト

NPOどんどこプロジェクト 2014

深草児童館

京都府京都市

深草竹(ふかくさだけ)の魅力を輪になって感じよう

タイトル 深草竹(ふかくさだけ)の魅力を輪になって感じよう
協力NPO

NPO法人 深草ふれあい隊「竹と緑」

その他協力者・関係者
  • 京都市伏見区役所深草支所まちづくり推進課
  • 伏見工業高校
  • 龍谷大学ボランティアセンター
開催日時 7月3日・11月22日
開催場所 NPO法人「竹と緑」の敷地内
目的

深草地域の自然を支え、深草地域の伝統産業の材料である『竹』を通じて物作りを学び、仲間や地域との関わりを深め、子どもの健やかな心と身体の発達を促し、子どもの「生きる力」を育む。

また、環境保全活動に関わることで環境問題に興味を持ち、自然を大切にする気持ちを養う。

概要
  • NPO法人「竹と緑」の環境整備事業のひとつであるビオトープ事業の参加 伏見区役所深草支所が呼びかけている、深草地域の環境美化活動の一環として「竹と緑」が守ってきたビオトープを伏見工業高校の生徒と龍谷大学NPOボランティアセンターの学生と一緒にビオトープ周囲清掃し、生物の生息できる環境作りのお手伝いをする。
  • バウムクーヘン作り
    地元の竹を芯として使用し、龍谷大学「ボランティア活動センター」の学生と一緒になってバウムクーヘンを作る。
  • 竹林での自然遊び
  • 味覚狩り(未定)
  • 稲荷山トレッキング(「竹と緑」までの道中)

レポート

当日の様子・こどもたちの声・よかったこと

当日の様子

京阪伏見稲荷から稲荷大社の参道を通り、「竹と緑」の工房までトレッキングしました。工房からビオトープまで移動し、まずはビオトープについてのお勉強。そしていよいよ清掃開始です。普段使う事のない鎌の使用にワクワクしつつ、少し緊張もしながら一生懸命きれいにしてくれました。

午後からは地元の特産物「竹」を芯に使ったバウムクーヘン作りです。カンカン照りの中、炭の傍でひたすら竹を回し、層を重ねていく重労働にもかかわらず、大学生に励まされながらバウムクーヘンを焼き上げました。思っていたより薄く、歪な形のバウムクーヘンでしたが、汗いっぱいかきながら仲間と協力して作ったバウムクーヘンの味は格別で、子ども達はとってもご満悦でした。
子どもたちの声

・自然も好きだし、ボランティアみたいなこともしてみたかったから参加して良かった。

・高校生や大学生のお兄ちゃん・お姉ちゃんと友達になれて嬉しかった。

・みんなで協力してすると楽しいんだなと思った。

・バウムクーヘン作りが思ってもみないくらい難しかったけど美味しくできて良かった。

よかったこと 長い間、地元の活性化に尽力されてきた「竹と緑」との協働だからこそ、他協力団体の多くの人を巻き込んで、参加者が80人を超える大きなイベントにできました。そのことで、「竹と緑」・児童館それぞれの存在を周知していただける大きなきっかけになったと思います。

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児童館・協力NPO・その他協力者の感想

児童館担当者 同世代の子、高校生から大学生の仲間達に囲まれ、自然の中で過ごす子ども達の表情がイキイキと輝いていました。ひとつの事をやり遂げる難しさと楽しさ。子ども達だけでなく参加者全員に達成感を得てもらえた良い企画になったと思います。
協力NPO 自然に触れる機会の減った子ども達だが、自然の中での表情が違う。小さい頃からこういう自然体験をさせることはすごく大切。ビオトープ事業にも小学生が十分戦力になることが解った。
その他協力者 バウムクーヘンの竹を使った斬新な作り方がおもしろかった。小学生の子ども達と関われて楽しかった。(大学生)

深草児童館について

連絡先

住所 〒612-0031 京都府京都市伏見区深草池ノ内町2
電話番号 075-642-3413