NPOどんどこプロジェクト

NPOどんどこプロジェクト 2014

魚崎児童館

兵庫県神戸市

親子防災教室

タイトル 親子防災教室
協力NPO 認定NPO法人 コミュニティ・サポートセンター神戸
その他協力者・関係者
  • 魚崎町防災福祉コミュニティ
  • 魚崎南部・北部民生員児童委員連絡協議会
  • 魚崎ふれあいのまちづくり協議会
  • 魚崎南部ふれあいのまちづくり協議会
開催日時 11月15日
開催場所 東灘区民センター小ホール ※魚崎児童館の3階
目的

阪神淡路大震災から20年が経ち、震災当時の教訓を地域で語りつなぐ機会が少なくなってきている。このような中、東日本大震災では多くの子どもが犠牲になり災害時の防災対策が大切であることを改めて実感した。

このことから、魚崎児童館地域にも地震による津波被害が起こる環境にあることから、「自分の命は自分で守る(津波てんでんこ)」防災対策を親子で学ぶことを目的とする。

また、地域の防災福祉活動を通じて地域社会の一員として、若い世代が防災活動に関わる機会につなげることも目的とする。

概要

地震や津波が発生したと想定した体験学習をする。

  • 阪神淡路大震災から20年が経過するため、当時のまちの様子を振返る。
  • 家族で考えることができる「クロスロード」「防災かるた」などに取り組む。
  • 家族の連絡網や非常持ち出し表の作成を行う。
  • 非常食作りと試食をする。
  • この活動を通じて考えた、家族の防災対策を発表する。

レポート

当日の様子・子どもたちの声・よかったこと

当日の様子

・阪神淡路大震災から20年を迎えるにあたり、当時のニュース映像と魚崎地域の様子を紹介しました。親子でその映像を驚きの様子で熱心に見ていました。

・防災○×クイズとして、楽しく親子で考え、地震・津波に関係する知識を高めることができました。

・災害時の行動ワークショップとして実施した、「クロスロード」では、災害時のジレンマを親子で相談しながら、考え方などを発表していました。

・非常食作りと試食では、作る楽しみと美味しく食べる様子が笑顔になりました。

・非常持ち出し品を考え、その重さをリュックサックで確認するのも楽しく体験していました。
子どもたちの声 地震の話を聞いたことがあったが、阪神淡路大震災の時の映像を観て、何人もの人が亡くなり、危ない目にあって残念な気持ちになった。知らなかった事も知れて良かったです。
よかったこと

・NPOの持つ資源と児童館の機能をマッチングできました。

・NPOの主な対象者は、成人であるが、児童館は児童を中心としているため、この行事を通じて異世代交流にもなりました。

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児童館・協力NPO・その他協力者の感想

児童館担当者 対象を親子に限定することにより、家族での防災意識の高まりを作ることが可能となったことが一番の成果です。この助成制度を活用させていただきできた事業でした。
協力NPO 昨年に引き続き、2回目の開催となりましたが、参加親子の学びが気づきが沢山あり、協働で実施した成果があったと感じました。
その他協力者 この活動を参考にして、地域団体でもこのような活動を取組んでいかなければならないと感じました。

魚崎児童館について

連絡先

住所 〒658-0083 兵庫県神戸市東灘区魚崎中町4-3-16
電話番号 078-453-2662