NPOどんどこプロジェクト

NPOどんどこプロジェクト 2014

八代児童センター

山梨県笛吹市

子どもタウンマップをつくろう!

タイトル 子どもタウンマップをつくろう!
協力NPO

ふえふき旬感ネット

その他協力者・関係者
  • 青少年育成推進協議会
  • 子どもフェスタ実行委員会
  • 地区交通安全協議会
  • 笛吹ジュニア・リーダース
開催日時 8月23日・8月30日・10月26日・11月
開催場所 笛吹市八代児童センター、八代総合会館、笛吹市八代町地内
目的

自分たちの住む「地域」を子ども目線で再発見した「子どもタウンマップ」作成を通じ、皆で安全に遊べる「遊び場情報」を共有する。また、地域の「史跡」や「危険箇所」、「避難場所」なども併せて確認することで、地域の連携を強化し、安全・安心な地域づくりの一助としたい。

概要

「子どもタウンマップ」の作成

友達でグループをつくり、自分の住んでいる地域の「お寺・神社」、「史跡」、「貯水槽(防火水槽)」、「避難場所」などを調べる。その後、それらの情報を集めたタウンマップを皆で作成し、子どもフェスタ(地域の子どもたちの交流イベント)の際に発表する。さらに、作成したタウンマップを活用して実勢に地域の中を歩き、地域の情報を皆で再確認し、共有する。

レポート

当日の様子・子どもたちの声・よかったこと

当日の様子

●7月中旬~8月
夏休みに入る前に学校と連携し、校内へのポスター掲示と全校生徒へのマップ作り呼びかけチラシ配布をお願いしました。また、参加希望者の子どもたちを集めた説明会を児童センターにて行いました。その後、班編成を行い、班ごとに調べたい場所、内容を相談してもらい、実際に屋外で調査を行う日程を決めました。
日程に基づいて班ごとに地域を歩き、デジタルカメラやビデオカメラで史跡や防災設備など重要な場所を撮影したり、記録を取ったりと調査を行いました。
●8月30日・31日
児童センターにおいて、写真や調べたことを基に班合同でマップ作成作業を行いました。
●9月
児童センターにおいて、班ごとに発表時の原稿作りを行いました。
●10月26日
総合会館にて開催された「ふえふき子どもフェスタ」において、作成したMAPを展示し、また、調査時やマップ作成作業時の写真やビデオをプロジェクターでスクリーンに映しながら、班ごとに発表を行いました。

子どもたちの声

「自分たちの住んでいる地域が思っていたよりも広かった」
「ふだん見ていた史跡のいわれを知ることができました」
「自分たちの町にはいろいろな歴史があることを知りました」
「マップ作りは難しかったけれど、みんなで協力すれば上手にできると思いました」
「また機会があったらマップ作りをやってみたいと思いました」

よかったこと

NPOの方には実際に地域を子どもたちと一緒に歩きながら、いろいろな着眼点をアドバイスしていただき、マップ作りに厚みをもたせていただきました。
また、調査時の様子をパソコンで編集していただいたため、発表時には写真等の掲示資料だけでなく、プロジェクターでDVDに記録した動画を流すことができ、結果として視覚や聴覚を刺激する、想像をかきたてられるような発表ができたと思います。
さらに、NPO活動で培われた技術的なノウハウを提供していただき、インターネット上で調査時の様子を動画配信することができました。

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児童館・協力NPO・その他の協力者の感想

児童館担当者

笛吹市八代総合会館において「ふえふき子どもフェスタ2014」が開催され、今年は市内外から600人以上の多くの方に参加していただきました。
このフェスタは、子育てに関する多くの市民団体とNPOの協力により、平成18年から「地域でつなげる子育て支援」を目標に開催されており、各団体においては育児相談や食育体験、本の読み聞かせなどを行っています。
そんな中で、八代児童センターとふえふき旬感ネットの協働事業「子どもタウンマップをつくろう!!」という新しい試みは非常に注目を集め、フェスタにおいて発表の場を設けていただくことになりました。
発表会には多くの地域のみなさんが集まり、子どもならではの視点で作られたマップに大人たちも気付かされることが多く、また楽しみながらもしっかりとした取材風景を映像でご覧になり、感心されていました。
近年、地域教育の重要性が再認識されており、子どもたちがマップづくりを通じて、自分の住んでいる地域に興味を持つことは、郷土へのつながりを実感できる良い機会であると思います。この発表会を見て、来年は参加してみたいという子も多くいたので、皆でさらに盛り上げてもらいたいと思います。

協力NPO

【ふえふき旬感ネット】
マップ作りという目的の中で、撮影を中心に関わらせていただき、子供たちの視点と、我々大人たちの視点のギャップを感じることができ、良い意味での気づきの機会となりました。子供たちにとっても撮影機材(動画や写真)を通して新たに見えたものがあったのではないでしょうか。発表の場面では、ビデオは通して流したほうが良かったかもしれません。

八代児童センターについて

連絡先

住所 〒406-0822 山梨県笛吹市八代町南545-1
電話番号 055-265-5160