NPOどんどこプロジェクト

NPOどんどこプロジェクト 2014

豊栄児童センター

新潟県新潟市

川遊び ~カッパ体験~

タイトル 川遊び ~カッパ体験~
協力NPO

五泉トゲソの会

その他協力者・関係者
  • 新潟市北区役所
  • 学生ボランティア
  • 地域組織クラブ(母親クラブ)とよさかじどせんふぁみりークラブ保護者ボランティア(依頼予定)
  • 一般社団法人 にいがた北青年会議所(依頼予定)
開催日時 8月4日
開催場所 五泉市早出川右岸 赤羽根地内 太川橋下
目的
  • 専門性のあるNPOの協力を得て、児童館ではできないことを体験し、様々なことに挑戦する楽しさを味わい、自分に自信をもち生きる力を育む。
  • 川あそびの楽しさを味わい、美しい自然に触れる機会を持ち、郷土の大河を大切にすることや川~用水路、田んぼ、米作りなどにつながる環境問題を学ぶ機会にする。
概要

「川遊び カッパ体験」

  • 川についての事前学習を行なう。
    川で遊べるものを制作する(段ボールカヌー、ペットボトルいかだなど)
  • バスで五泉市早出川へ引率する。
    五泉トゲソの会より、川遊びのルールや留意点、危険性、楽しく遊ぶためのルールを聞く。
    児童センター職員が準備体操をする。
  • 川遊び
    トゲソの会からお借りしたライフジャケットを着用後、一列になり、川流れ体験 箱メガネと網をもってカジカとりの方法を聞いてとってみる。 いかだ流し
    好きな形の石を拾って、絵を描く。ストーンペインティング
  • 昼食 とん汁を食べる。
    すいかわりなどの活動
  • アンケートを記入し、更に感想を1人ずつ話し、思い出を共有する。

レポート

当日の様子・子どもたちの声・よかったこと

当日の様子

事前に児童センターで、川遊びカッパ体験の参加者を募集し、子どもたちといかだ作りをペットボトルで行ないました。

職員は、おにぎり、とん汁作りを行ないました。

準備の物品を用意し車に積み込みました。

バスで区内の児童を迎えに行き、センター集合の近隣の参加者と合流し、出発しました。

五泉市早出川に到着後、トゲソの会の皆さんがブルーシートなどを準備して下さっていた橋の下で着替えをし、トゲソの会の方より川遊びのルールや川の危険性について等、環境の話をお聞きし、留意点を教えて頂きました。

準備体操をしっかり行なってからライフジャケットを着用し、一列に並んで一人ずつ川流れ体験を行ないました。安全ロープをボランティアの学生と大人ボランティアがしっかり持ち、スタッフは流れてくる子どもたちが、ロープにつかまることができるよう、流れてきたところを支えます。始めは短い距離で、段々と慣れてきたら、川の上流の方まで距離を伸ばし、3~4人ずつ一緒に流れました。この頃には、ロープにつかまらなくても、流れてきた後に一人で上手に立って岸まであがれるようになりました。

カジカについての話しをお聞きし、実際に見せていただきました。川流れの後は、岸にあがり、シュノーケルを装着し、箱めがね、網を持って、カジカとり体験をしました。事前にトゲソの会の方がカジカの住んでいる所は川がきれいなところにいる話をお聞きしていたので、カジカのいそうなところを探し、箱眼鏡とシュノーケルでもぐりながらカジカを探しました。

昼食では、おにぎりと、川岸で煮込んだとん汁を食べました。大きな円になって参加者の顔が見えるように座り、自己紹介をしました。

お腹がいっぱいになったところで、次に川岸ですいか割りをしました。1年生から順番に目隠しをして行ないました。周りの子どもたちが「右だよ!もっと右!」と一生懸命教えてあげる姿が印象的でした。他学年との交流が持て、小さい子どもたちを高学年がしっかりリードしている姿が印象的でした。

ペットボトルいかだあそびでは、センターで力を合わせて作って用意してきたものに、いよいよ乗って流れることにチャレンジしました。何度も何度も落ちてまた乗って、押さえてもらってまたひっくりかえって乗れた時はとても嬉しそうでした。力を合わせる喜びも感じられました

ライフジャケットだけでも気持ち良く浮いたり、みんなとつながって浮いたり、ペットボトルの浮につかまって流れたり、本当に気持ち良さそうでした。

「すっげぇ楽しい」「また来たーい」「気持ちいーい」いつまでもいつまでも流れていたかった。川遊びを楽しんでいたかったようでした。
子どもたちの声

川の流れが速くて楽しかった。親子で楽しむことができた。

カジカを4匹見たけど、捕まえるのが難しかった。来年も行きたい。

「山がきれーい。」「川の水きれいだね。」「気持ちいいね。」

「もっともっとはいっていたーい。」

「カジカ、家に持って帰って家の人に見せる。」

「石持って帰って色ぬろーっと。」
よかったこと 館外活動を行う場合、特に自然の中に出るときには、たくさんの方々の目で見守り、児童センター職員だけでは限界のある活動を行なう事ができた。専門性のあるNPOと協働することで、子どもたちへの指導がしっかりでき、体験の幅も広がり、存分に自然に親しむことができた。又、児童センターで作ったいかだを、当日実際に使って遊んでみたことで、達成感がえられた。NPOの別の事業でも子どもたちに使用したいとのことで贈呈してきた。児童センターのよさも生かされてよかったと感じた。

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児童館・協力NPO・その他の協力者の感想

児童館担当者

川で思う存分遊ぶことができ、子どもたちの笑顔が輝いていました。

自然の豊かさや季節を身体で感じ、親子・友だちと楽しさを共有する喜びが感じられました。

センターの館内活動ではできないことを沢山味わえました。

環境について考えるきっかけとなりました。

地域社会と連携する活動の推進として、トゲソの会の協力を得て自然に親しむ活動ができ、健全育成を計ることができました。

高校生、大学生、NPO協会、保護者の方の協力を得て安全に川遊びを見守ることができました。
協力NPO

(トゲソの会から)

川遊びをこんなに楽しんでくれてよかった。カジカを捕るのが上手な子どもたちが多いね。

子どもたちみんな生き生きしているね。楽しそうだわ。

トゲソの会主催の清流スクールでペットボトルいかだを使ってみたいといわれたので渡してきました。
その他協力者 新潟NPO協会の方々から  子どもたちが生き生きとしていた。笑顔が良かった。

こういう活動は子どもたちの本来の姿が見られますね。表情がいいですね。

たくさんの大人がしっかりと見守れて良かったですね。

豊栄児童センターについて

連絡先

住所 〒950-3323 新潟県新潟市北区東栄町2-14-26
電話番号 025-384-1520