NPOどんどこプロジェクト

NPOどんどこプロジェクト 2015

まちづくりNPOうらそえ・市立森の子児童センター

沖縄県浦添市

「防災避難訓練の実施」と地域連携交流学習

タイトル 「防災避難訓練の実施」と地域連携交流学習
協力NPO

NPO法人 琉球ニライ大学

その他協力者・関係者
  • 浦添市社会福祉協議会
  • 神森中学校区地域保健福祉センター
  • 浦添市地域包括支援センター てぃだ
  • 勢理客自治会及び地域民生委員
  • 沖縄国際大学 稲垣 暁他ゼミ生
開催日時 12月13日
開催場所 神森小学校ならびに地域自治会
目的
  • 昨年度協働事業で作成した「勢理客避難マップ」を活用して防災難訓練の開催を地域ぐるみで執り行う。
  • 中学生の取り組みが地域を巻き込んでの取り組みに広がり、地域全体で防災意識を高めることとし、大学との連携で目指す先輩に出会う。
概要
  • 中学生が主体となり、地域を巻き込んだ防災避難訓練の実施。
  • 浦添市中央公民館、他の社会福祉団体と共催による「防災学習会・ワークショップの開催

まちづくりNPOうらそえ・市立森の子児童センターについて

連絡先

住所 〒901-2127
沖縄県浦添市勢理客1-4-1
電話番号 098-874-7610

レポート

当日の様子

  • 浦添市中央公民館共催「防災講話」・「勢理客マップの夜間検証」・「ワークショップの開催。
  • 「第1回勢理客防災避難訓練」執行部会(8回)・実行委員会(3回)の立ち上げ。
  • 「第1回勢理客防災避難訓練」の開催
  • 「第1回勢理客防災避難訓練」の反省会開催
  • 「第15回 児童館活動実践報告会」にて実践報告
  • 平成27年度 浦添市福祉教育活動実践報告会にて実践報告(中学生)

よかったこと

避難訓練実施にあたり、計画段階から活動に参加してもらいNPO法人琉球二ライ大学の主催の「防災クロスロードゲーム」や、ニライ大学の学生による地震のメカニズムについても地域の皆さんと学習を重ね、交流を深めると共に、会議の中では様々な情報の提供を共有してもらいながら避難訓練実施の大きな力となった。

子どもたちの声

  • まずは避難訓練当日に沢山の地域の方が参加してくれたので嬉しかった。
  • チラシ配りをしながら地域の人と交流ができたので良かった。
  • 何度も話し合いをして色々と勉強になったし、楽しかった。やって為になった。

協力NPOの感想

事業の計画段階から、児童館職員や地域の大勢の大人たちが中学生の思いを組み取り、黒子になることで、これまでに無い「中学生が主体となった避難訓練」を実施することが出来たと思います。その結果、児童館を中心に中学生と地域の様々な組織が繋がることになり、地域づくりの基盤となる協働関係を築くきっかけになったと思います。それは、今後の活動を実感させるものです。 NPO法人琉球二ライ大学として、このような事業に関わることが出来、少しでもお役に立てたなら嬉しいです。とても有意義な時間でした。感謝いたします。

その他協力者の感想

  • 地域の若者が動くことで地域住民が動くようになるという事を改めて知った。若者をサポートする人がいるのも大事。これから小学生や企業、病院なども巻き込んでいければ良いと思う(沖国大/麻奈美)
  • 中学生が防災活動をとても頑張っている姿を見て、私も頑張っていこうと思った。防災マップがあることにより、次のステップへのお手伝いができて楽しく、活動ができたので良かった。(沖国大/舞子)
  • 児童センターが扇のカナメになることで、中学生をはじめとした地域住民機関の潜在力を発揮させ、人をつなぐ役割を果たすモデルだった。とくに防災をテーマに中学生と人が集い、話し、考え、学ぶ、プロセスが重視される方法は他地域で是非生かしたい。(沖縄交際大学・防災士/稲墻暁)

児童館担当者の感想

  • 高校受験を控えたティーンズクラブの中学生がどこまでできるか不安もあったが、この事業に関わった多くの関係者の皆さんたちのおかげで実施できたことに感謝。最後に一人一人の成長を強く感じた取り組みが出来たことに担当者として嬉しく思う。
  • 児童センターが地域づくりと地域の拠点になり得ることを実感したと同時にそれを担う職員のスキルアップの必要性を感じた。