第4回の模様が紹介されています。
日立グループの東北エリアポータルで第4回「新米の食べくらべをしよう」が紹介されました。(株)日立製作所東北支社からは,今回のプロジェクトのため,NPO法人環境保全米ネットワークに電気炊飯器10台を寄贈してくださいました。

日立グループの東北エリアポータルで第4回「新米の食べくらべをしよう」が紹介されました。(株)日立製作所東北支社からは,今回のプロジェクトのため,NPO法人環境保全米ネットワークに電気炊飯器10台を寄贈してくださいました。
今日は,新米の食べくらべのプログラムです。
今日は,調理系NPOに料理のお願いをしていないので,宮城学院大学の食物栄養専攻の学生ボランティアが料理を担当します。
と思っていたら,賢和会・男の台所の高橋さんが援軍として参加です。ありがとうございます。
今日のメインは,10種類のお米です。(株)日立製作所東北支社から提供された10台の電気炊飯器を並べ,お米と番号札を対照し,お米を研ぐ準備です。
お米の研ぎ方でも,ご飯の味や香りが変わってきます。今日は,研ぐ前の水換えを2回,研ぎは手のひらでお米を押しながら30回,これを3回繰り返し,最後に水換えを2回,濁っていればもう1回という手順で統一することにしました。
10時30分に電気炊飯器のスイッチを入れ,炊き上がりが11時40分の予定です。ここが問題です。同時に炊き上げるためには,同時にスイッチを入れないといけない。1,200W(12アンペア)の電気炊飯器を10台ですから,12,000W(120アンペア)です。みどりの森幼稚園の総アンペア数が110アンペアですから,施設内の各室にまんべんなく電気炊飯器を置いていかないと,ブレーカーが飛んでしまいます。
案の定,2台ほどブレーカーが飛んでしまい,同時に炊き上げとは行きませんでした。でもなんとか,試食時間の中では炊き上がり,事なきは得ました。
さあいよいよ準備も進みスタートです。今日は,ゲストとして電気炊飯器を寄贈してくれた(株)日立製作所東北支社から林さんと小野さんも参加です。お米の食べくらべにも挑戦です。
ご飯が炊きあがるまでの間に,NPO法人環境保全米ネットワークの横須賀和江さんから,環境保全米ネットワークや今日試食するお米の話しがありました。各お米の交配の歴史,お米の特性,宮沢賢治と陸羽132号の話し,お米に関するクイズなどを行いました。
同じく三浦隆弘さんからは,環境保全米の取り組みの紹介があり,安全なお米の生産のみならず,環境の保全の取り組みなども紹介されました。
12時近くになり,ご飯が炊きあがりました。参加者が順番に並び,お米ナンバー1・2・3番の3種類のご飯をお皿にもらい,味,香り,食感,美味しいさなどを評価しながら,チェックシートに感想を交えて書き込んでいきます。次に,ブレーカートラブルにより,7・8・9・10番の4種類のご飯の食べくらべです。最後に,やっと炊きあがった4・5・6番の食べくらべです。
私も試食してみましたが,事前のレクチャーもあり,あきらかに食味が違うもの,悪いもの,普段食べているもの,昔食べていたものがあり,半数程度は当てることが出来ました。しかし,ご飯の食べくらべって非常に難しいものですね。
そして,お米の食べくらべの最後は,人気投票です。人気投票の時点で参加者には各番号のお米の名前は伏せたままです。好きなご飯の1位と2位に投票し,結果の発表です。
結果は,第一位が15票を獲得した,宮城の昔の王者「ササニシキ」です。第2位は3つで10票を獲得した「ミルキークイーン」「コシヒカリ」「古代黒米」でした。次が,第5位で「ひとめぼれ」でした。
ちなみに,「陸羽132号」は1票獲得の最下位になってしまいました。やはり大正時代の品種で,多収穫ではありますが,美味しさの方は,最近の交配種にはかなわないようです。参加した子どもからは,「このご飯は納豆に合う」との評価もあり,素朴な味わいだということなのでしょう。
そして,お米の銘柄発表です。1番あきたこまち,2番ひとめぼれ・・・・3番目あたりでほとんどの人が脱落していく中で,全問正解者がいました。すばらしいのか?どうなのか?
賞品としてせんだい・みやぎNPOセンターが運営しているNPOの秋のお祭り「せんだいCARES」のTシャツをプレゼントしました。
答えは,事前に配布してあったお米リストの順番通りだったのです。素直に上から順番に書いたんだろうね。おめでとう。素直って大事ですよね。
さて,ご飯の食べくらべ,人気投票,そして発表も終わり,いよいよ昼食です。
美味しいと思ったご飯をお腹いっぱい食べよう!!ご飯バイキングの出現です。
おかずは,環境保全米の三浦さん育てた名取市のセリのおひたし,タクアン,ゆずを効かせたハクサイのお新香,作りたての豆味噌,みそ汁,出し昆布の佃煮です。
お米をメインにし,質素なおかずのはずが,豪華になってしまいました。
参加者は2度,3度とご飯をおかわりしながら,色々なお米の味や香りを楽しみました。
例によって,記念写真は「お残しは」「許しまへんで」でした。
今日の最後は,次回使う干し柿の出来具合を確かめ,干し柿を揉んで柔らかくして,終了でした。
「米どころ宮城」のお米にこだわり食育プログラムを展開してきた「ぱくぱくプロジェクト」の本領発揮のプログラムが今回の「新米の食べくらべをしよう」です。
宮城県内と近県で収穫されたばかりの新米を10種類集めての食べくらべ,試食会です。
宮城県からは,石巻市で収穫された宮城のお米の二大巨頭「ひとめぼれ」と「ササニシキ」,登米市で収穫された新顔の「ミルキークイーン」,色麻町で収穫された同じく新顔の「たきたて」,栗原市で収穫された同じく新顔の「まなむすめ」がエントリーです。
岩手県からは,一関市で収穫された「陸羽132号」の登場です。このお米は,大正10年に作り出された品種で,宮沢賢治の稲作挿話「あすこの田はねえ」の中で,多収穫な米として栽培を奨励する話が出てくる伝説のお米です。
秋田県からは,横手市で収穫された秋田の巨頭「あきたこまち」の登場です。
山形県からは,鶴岡市で収穫された日本の巨頭「コシヒカリ」,東根市で収穫された「はえぬき」が登場です。
さらに,宮城県名取市で収穫された「ひとめぼれ」に小学生が育てた古代黒米を1割混ぜ込んだスペシャル米も登場です。
いずれのお米もNPO法人環境保全米ネットワークに参加している農業者が生産したものを,環境保全米ネットワークの高橋芳道さんが玄米で集め,同じ精米歩合にあわせてくれたベストな状態のお米ばかりです。
これだけの種類のお米を集めるだけでも大変だったと思います。更に精米度合い,含水率の調整までして下さった高橋芳道さん,ありがとうございました。
提供者 生産地 品種
1 佐藤光広 (秋田県横手市) あきたこまち
2 高橋芳道 (宮城県石巻市) ひとめぼれ
3 高橋芳道 (宮城県石巻市) ササニシキ
4 佐藤想司 (岩手県一関市) 陸羽132号
5 佐々木寿之(宮城県登米市) ミルキークイーン
6 五十嵐正谷(山形県鶴岡市) コシヒカリ
7 石山満 (山形県東根市) はえぬき
8 片倉玄 (宮城県色麻町) たきたて
9 鈴木繁彦 (宮城県栗原市) まなむすめ
10 三浦隆弘 (宮城県名取市) ひとめぼれ+古代黒米(名取市増田小学校3年生)
さて,電気炊飯器の問題もクリアーしなければなりません。折角のお米を同じ条件で炊き上げなければ食べくらべになりません。
同一仕様の電気炊飯器を10台そろえる必要があります。
NPO法人せんだい・みやぎNPOセンターが運営しているサポート資源提供システムを活用し,インスパイアー・ザ・ネクストの(株)日立製作所東北支社にお願いし,電気炊飯器10台をNPO法人環境保全米ネットワークに寄贈できないか打診をし,みごとに獲得することが出来ました。ほぼ最新式の厚釜仕様の電気炊飯器,定価推定4万円×10台のビッグプレゼントによって,このプログラムの実施が可能になりました。このプレゼントによって,環境保全米ネットワークは県内各地でお米の食べくらべを実施していくそうです。米どころ宮城に大きなインフラを整備することも出来ました。