あったかいんだから・・・この街！！
防災プログラムを通してみんなで学ぼう、つながろう

飯島南児童センター

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レポート

当日の様子

これまで行ってきた自分の身を守るための学びや訓練を発展させ、地域ぐるみで秋に防災デイキャンプの形でプログラムを体験する予定でしたが、新型コロナウイルス対策のため予定を変更して3回のプログラムを実施しました。

• 10/6（火）洪水時歩行体験（NPOベコアイランドサミット）
• 12/7（月）キッズセーフティ救急教室（NPOアクフィ）
• 1/12（火）DVDを使った防災学習、講話、煙中避難訓練（防災安全対策課）

担当課からも行事の自粛や縮小の要請が出たため、地域・協力各機関・子どもたちが一斉に集まることはできませんでしたが、各活動の前には、職員と協力団体や協力者が、プログラムの実施について話し合いの時間を持ち、各々の学びを深めるとともに連携の土台作りができるよう配慮しました。

子どもたちも、与えられるばかりではなく自分達も主体になれると実感できるような体験をさせたいと考え呼びかけをしたところ、子どもたちの中から「ちびっこボランティア」グループができ、事前の子ども会議や活動の準備、当日の司会や進行、講師の方の手伝い、実施後の感想や反省を発表するなど積極的な活動ができました。

よかったこと

休校・休館の時期もあり計画していたプログラムができなくなりとても残念でしたが、それでもプログラムに変更を加えたら可能では？今だからこそ子どもたちにとってもいい活動になる！！という意見が出て、各関係団体と集まり、前向きな話し合いが進み、違った形ではあれ実施できたのは嬉しかったです。

また、いろいろな場所で専門的に活動しているNPOの皆さんの協力をいただき、機材を使って「洪水時歩行体験」をさせていただくなど、緊急時対応でも、わかりやすい説明、興味をひく活動で子どもたちにとってもいい経験になりました。

今回は、NPOの皆さん、職員、地域の方々、関係機関で話し合いをし、連携を深めることはできましたが、子どもたちの活動では参加する大人の方たちの人数を制限しなくてはならなかったため、計画の「あったかいんだから・・・この街！！防災活動を通してみんなで学ぼう、つながろう」で目指した、子どもたちが「地域」を感じられるところまでは進められませんでした。

しかしながら、私たち職員の学びや知識の習得になったのはもちろんですが、子どもたちも今回の活動を通したくさんのことを感じ、学んだようです。自信を持ったのか普段の活動にもとっても積極的に関わってくれるようになった子どももいます。保護者の方たちから、子どもの変化についての話を聞くことも多く、嬉しく思っています。

こどもたちの声

• いっぱい勉強したからパパやママにも教えたよ
• 楽しかった～
• 子どもでもやれることっていっぱいあるんだね
• センターに来てくれた大人の人たちみんな優しかったよ
• もっとやりたい

協力NPOの感想

• 少し難しい内容だったかと心配したが積極的に参加してくれて自分のほうが勉強になった
• とくにちびボラがすばらしかった
• ちびボラは、どんどん成長してみんなの憧れる存在になり他の子どもたちにも受け継がれていくと思う☆子ども会議等の今回の体験は貴重、価値のあるものだと思う
• 今回の体験は間違いなく子どもたちの意識に根付いていくと思うし、それは子どもたちが安全に生きていくうえで必要な意識だと思う
• 私たちも楽しかったですね、またご一緒しましょう

その他協力者の感想

• 子どもたちの子どもらしさ、明るさ、一生懸命な姿に感激した
• これからもこの活動を拡げていこう

児童館担当者の感想

今回のどんどこプロジェクトでは、子どもたちも職員もたくさんの経験をさせていただきました。コロナ禍で思うように進められない部分もありましたが、今回のたくさんの気づきを形にし、進化させていくのが楽しみです。