NPOどんどこプロジェクト

NPOどんどこプロジェクト 2013

西品治児童館

鳥取県鳥取市

冒険きちへ、いこぉ~!どきどきわくわく 山の巻

タイトル 冒険きちへいこぉ~!どきどきわくわく山の巻
協力NPO 特定非営利活動法人 遠足計画
その他協力者・関係者 民生委員・NHG・青年ボランティア
開催日時 8月18日(日) 8:30開始~17:30 終了予定
開催場所 遠足文庫(旧八上保育園跡地)
〒680-0947 鳥取市河原曳田740
目的
  • 遊ぶ事の楽しさを知りながら、社会性(ルールやマナー)を身につける
  • 地域から出て知らないところで初めて出会った子どもと仲間になる
  • 企画・運営前から子ども達に関わってもらい自分たちも一緒になって活動してもらう
  • 児童館・NPO・子ども達との出会いで互いに学びあう
概要

冒険きちの第二弾!

バスで遠足文庫本部へ行き、自然の中でこの夏一番の思い出をつくる。

○オリエンテーション

○きち作り開始~メインはきち作り~

○段ボールを使って班ごとにきち作り

○野外炊飯(ナイロン袋を使ってご飯をたこう)

 飯ごうがなくてもご飯が炊ける事を知りトッピングで楽しむ。

○みずあそび

○たからをさがせ

○クイズ

レポート

当日の様子・子どもたちの声・よかったこと

当日の様子 〈キチ作り〉
年齢別にくじ引き、チーム分け→段ボール、網、ブルーシートなどを使って野外でキチ作りをし協力しアイディアを出し合いながら作る楽しさを体験。熱中症対策でホースで水をミスト状にまきながら様子を見て活動しました。
時々ハンモック、手作りブランコ、ビニールプール、綱わたりなどが登場して熱中して遊びに夢中でした。

〈クイズ〉
グループで協力し難問を解きました。難問を解いた後にはスペシャル特典があり、次の遊びで使えるウォーターガンをゲット。

〈水遊び〉
待ちに待った水遊び、すぐに『わーっ!』とフィールドに飛び出して、作戦を立てて組んだりと楽しみました。キチも利用しながら楽しみました。

〈サバイバルクッキング・おやつ作り・餃子ピザ作り〉
ご飯を野外で炊く方法の一つとして、ナイロン袋で炊く方法を試しました。実験では上手に炊けたのですが数が多かったため鍋に袋が貼りついてしまい袋が破けて中身が飛び出してしまうというアクシデントも!今回は真水を使ったため急きょ破れた袋はおかゆに変更しました。しっぱいはしたものの子ども達はお米ってこんな甘いんだ~とか、おいしいからおかわり!と元気にたっぷり食べてくれました。ナイロン袋でゆでた蒸しパンも食べたことがないような食感が味わえたようで家でも作ってみるなどの言葉が聞けました。

〈宝探し〉
宝と聞くととたんに目が輝く子ども達(一部大人も)何回までと制限つきでスコップで宝探しを楽しみました!
子供たちの声

(高校生)

  • お昼の定番はカレーかバーベキューでしょ!とみんな言ってたんだけど、白いお米だけでもおいしいと思いました。他の児童館の子ども達をグループに入れて活動するのに思ったよりすぐに溶け込んでくれてよかったです!

(中学生)

  • 暑かったけど行ってよかった!イベントには毎回参加してるけど普段はできないような綱渡りとか、ハンモックとか超楽しかったです!

(小学生)

  • めっちゃ楽しかった。
  • また行きたい!
  • ○○児童館の○○ちゃんに会いたい!あの高校生の人がおもしろかった!
  • 遠足計画の人にめっちゃ水かけたのがよかった!いっぱいかけられたけど… もっといっぱい時間があったらよかった!
よかったこと 今年は館の枠をこえて、さらに他の館へ活動を広げて呼びかけしました。NPO の詳しい活動を知らない館にとってはよい刺激となり、子どもへの接し方や中に入ってまぎれて遊ぶ姿など得るものが大きかったです。準備など大変でしたが子どもたちの様子としてよかったなと実感したのは、友達ができてまた一緒に遊びたいと別れる時も名残惜しそうな表情がうかがえたことです。ものが充分に揃っていなくても遊びが展開されていました。
立木を利用してのハンモックなどは安全を熟慮した取り組みであり、普段の館活動ではできない部分と大人の見守り方など NPO の方の動きを学ばせていただきました。
昨年は西品治児童館、今年は遠足文庫とお互いのホームで開催できたことは、たいへん貴重だと感じました。子どもたちも知っている場所だけでなく、新しい場所での遊びの展開やはじめて会う子どもたちの仲間づくりなど、大きな成果と思い出をつくれたと思います。遠足計画さんには昨年同様にたいへんお世話になり、子どもたちと実質的にしっかり遊んでいただいて、ひとつひとつの遊びが充実したものと感じています。
主催西品治児童館、共催というかたちで3児童館に運営にかかわっていただきましたが、普段、NPOとして活動している遠足計画さんと一緒に協働できたことは、今後の児童館活動において、各館での活動の幅が広げられるものだと思います。
 

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児童館・協力NPO・その他協力者の声

児童館担当者 当日を迎えるまで、あれができていないじゃないかとか安心できない不安感がありましたが無事に終えてみると、やってよかったなという安堵の気持ちでいっぱいです。子どもたちの笑顔と、楽しかったという言葉、さらには子どもたちの様子を見守って下さる協力してくださったすべての方々のおかげで成り立って行った行事だなと思っています。真夏に行う事業でしたので熱中症が一番の心配でしたが、水分補給や大人の見守りですぐに対応できたので怪我や事故もなく、子どもたちが笑顔で終えられた事は一番の喜びです。 
協力NPO 当日は、市内各地の児童館から、下は小学生から上は高校生まで、たくさんのこどもたちが私たちの活動拠点の「遠足文庫」に来てくれました。違う児童館の子と、しかも幅広い年齢層の子どもたちが一緒に仲良く遊べるのか少し不安もありましたが、いざ遊び始めると、自然と年上の子が下の子の様子を伺ったり、サポートをしていました。普段の児童館でも自然とそのような関係性が築けているんだろうな、と思いました。
また、児童館の職員の方が食事の準備をしてくださったり、時には一緒にびしょびしょになりながら水遊びをしたりと、準備から当日の運営まで、助けていただくことが多く、私たちもとても心強かったです。
その他の協力者 (地域の方)前日に草刈りをさせていただいました。過疎で地域に子どもが少なく、こういうイベントでにぎやかな子どもたちの声を聞けることが滅多にないので今日は微笑ましい気持ちです。またぜひこの地域にいらしていただきたいです。
この事業で得られたこと この事業で、多くの人脈を広げることができました。次年度はもっと多くの人に協働していただき、さらに活動を広げていけたらと思います。さらに県の特徴をいかした野外活動をもっと展開できたらと感じました。山だけでなく海も近いため、海にかかわる活動も行っていきたいです。工夫をしたらよいかなと思ったところはオープンスペースでの全員活動とグループの子ども達が力を合わせないとできない活動も組み込んで、せっかく中高生が参加してくれているのでもっと活躍できる場面を作ってみたらよかったのではないかと感じました。
プログラム的には時間制限や猛暑の中の活動のため、予定していたものより少し省いてしまったところはありますが、今回は児童館が主体となって子どもたちに遊びを提案したので、遠足計画さんのほうにもう少しだけ甘えさせてもらって、遠足文庫をつかった、遠足文庫でしかできないような遊びを提案していただけたらもっとよかったと思います。

西品治児童館について


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連絡先

住所 〒680-0811
鳥取県鳥取市西品治533-3
電話番号 0857-26-9030