NPOどんどこプロジェクト

NPOどんどこプロジェクト 2013

コミュニティ・サポートセンター神戸

兵庫県神戸市

魚崎親子防災教室

タイトル 魚崎親子防災教室
実施児童館 神戸市立魚崎児童館
その他協力者・関係者 魚崎町防災福祉コミュニティ
開催日 2013年11月9日(土) 10:00~12:00
開催場所 東灘区民センター小ホール
目的 阪神淡路大震災、そして東日本大震災から自分たちの災害時の対応について親子で考え、災害時の体験学習を行う。地域の防災訓練に若い世代、特に父親の参加を促す。
概要

【対象】魚崎小学校1454人(2013年4月16日現在)にチラシを全戸に配布する。広報紙でPRする。先着40家族を対象とする。

【プログラム】

1.魚崎町の防災福祉について「命てんでんこ」説明

魚崎町の現在の取り組みや津波防災マップの紹介…魚崎町防災福祉コミュニティ

2.地震・津波の災害時の対応(情報編) 

防災クイズや防災カルタなどを利用してからだを使って学ぶ。

3.非常食の試食(体験編)

地域備蓄拠点に保管されている、物資(アルファ化米)と同じものを試食して体験を行う。

4.家族の連絡網や非常持出表の作成

災害はいつやってくるかわかりません。日頃から災害に対しての充分な備えが大切です。普段から非常時の持ち出し品、危険な区域のチェック、避難時の行動を確認、また家の家具の固定が必要です。

5.今日の感想の発表/アンケート記入

 

レポート

当日の様子・子どもたちの声・よかったこと

当日の様子 魚崎町防災福祉コミュニティから魚崎町津波防災マップを配布して頂き、自分たちの住んでいるところからどんな経路で逃げると安全かを調べることが出来ました。
またDVD「釜石の奇跡」を視聴して、地震・津波の災害時の行動につても学び、ブルーシートを使用して、津波を再現したことは、とても迫力のある体験になりました。
わが家の持ち出し品を親子で考えるコーナーでは、非常持ち出し品カードから自分のリュックに入れる品物を選び、カードの裏におおよその重量を記載してあり、最終的に選び終えた後にリュックの重さとして持って避難できるかを考えました。
そして非常食の試食として、アルファ米の体験、ビスケット缶、缶パンの試食を行い、今にもすぐに、各家庭で備えることの重要性を親子で学べる体験が出来ました。
子どもたちの声 魚崎小学校に避難すれば、大丈夫だと思っていたけど、間違いだった。
津波の怖さ。水でごはんができたこと。保存食がおいしかったこと。
よかったこと 魚崎児童館と特定非営利活動法人コミュニティ・サポートセンター神戸が行うことで、自治会の枠を超えた、世代層の家族に地震・津波の防災を伝えることが出来ました。
プログラム内容は、「クイズ形式だったので楽しく学べて記憶に残り良かった」「家族で一緒に同じ場所で、同じ話を聞けて共通認識出来た事が良かった」「非常食の五目ご飯が以外と美味しかった」などの声からも、親子で学ぶこと、食べること、クイズ形式で参加型の内容で、楽しい基本であることがポイントであると感じました。

魚崎防災非常食.jpg 

魚崎防災リュック重量.jpg

児童館・協力NPO・その他協力者の声

児童館担当者 若い世代の保護者の防災への意識と情報量の少なさを知り、この事業を企画しました。体験学習を基本としたプログラムであったため、親子で考えることで防災意識の向上に役立ったと思います。
協力NPO 親子で防災を考えることは、家族の間で大事なコミュニケーションと思いました。
小学校にもちらしを配布しましたが、参加者が少なく、参加者を募るのに大変苦労をしました。
その他協力者・関係者 魚崎町防災福祉コミュニティから、これまでとは違った世代と防災について、考えることが出来て勉強になりました。
自分たちのまちの防災情報を知る内容であることが一番良かったです。
この事業で得られたこと 防災グッズの用意ができていない。地震や津波について、家族間の話合いが出来ていないというアンケートを多数頂きました。
参加者が少なく、10月20日(日)から11月9日(土)に変更しました。小学校では、行事がありませんでしたが、地域行事との調整やPRを工夫することにより、多くの親子が参加する意識をもてるように工夫します。

 

 

コミュニティ・サポートセンター神戸


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連絡先

住所
〒658-0052 
神戸市東灘区住吉東町5-2-2 ビュータワー住吉館104
電話番号 078-841-0310