NPOどんどこプロジェクト

NPOどんどこプロジェクト 2017

西﨑太陽児童センター

沖縄県糸満市

文化で結ぶ地域の和

タイトル 文化で結ぶ地域の和
協力NPO 糸満市文化協会演劇部
その他協力者
  • 西崎1丁目自治会
  • 西崎2丁目自治会
  • 西川町自治会
  • 西崎太陽児童センター 母親クラブ「ひまわりの会」
  • 西崎小学校PTA
  • FMたまん(コミュニティラジオ)
  • 音楽家 河野大和
開催日時 2017年6月5日〜2018年2月28日
開催場所 西﨑太陽児童センター
目的
  1. 文化活動を通して児童の自己肯定感を高める
  2. 「ぼくたち、わたしたちの児童館」といえる、児童の活動拠点を目指す。
  3. 地域ぐるみで取り組む児童健全育成活動の構築
概要

【いちまんパフォーマンスクラブ】開講

内容
沖縄や地元糸満(いちまん)の文化である歌、芝居、舞踊を織り交ぜた表現活動の実施。衣装の着付け、沖縄の髪結い、舞台化粧も学ぶ。
練習
毎週月曜日 午後4時30分~午後5時30分
場所
西崎太陽児童センター 図書室
講師
糸満市文化協会演劇部
担当
新川雅紀(児童厚生員)
アウトリーチ活動

※児童が地域へくりだし、成果発表を通して地域交流及び児童センターのPRを実施

  • 西崎一丁目祭りでのPR発表
  • 西崎小学校PTA主催「西崎っこまつり」でのPR発表
  • 近隣自治会や「地域デイサービス」での交流演舞
【成果公演】2018年2月24日(土)

「西崎太陽児童センターまつり」での成果公演の実施(地域住民や保護者、関係各所を招いての地域交流の場)

西﨑太陽児童センター

連絡先

住所 〒901-0305
沖縄県糸満市西崎1-35-2
電話番号 098-992-4228

レポート

当日の様子

参加人数:59人
うちわけ:

  1. 7/30・・・西崎小学校PTA主催「西崎っ子まつり」
    参加人数:10名
  2. 8/5・・・西崎1丁目まつり
    参加人数:12名
  3. 8/24・・・西川町デイサービス交流会
    参加人数:13名
  4. 11/12・・・第24回糸満市健康福祉まつり
    参加人数:9名
  5. 2/24・・・第18回西崎太陽児童センターまつり
    参加人数:15名

1. では通っている小学校の小学生とその保護者、自分たちの保護者へ。2. では児童センターのある西崎1丁目の地域の皆様へ。3. では隣の西川町さんのデイサービスを利用している皆さんへ。4. では糸満市の皆様へ。5. では活動拠点の児童センターにて地域の住民、デイサービスや児童センターの利用者へ。

本番は海人をテーマに着物を着て髪結いを行い、音楽にのせてウェーク、バーキ、パーランクー、魚、網を使用して踊りと仕草で表現しました。また、踊りやクラブの活動内容の紹介時には沖縄の方言も含めて自分たち紹介しました。

初めは緊張して動きも小さく声も小さかったが、回数を重ねていくにつれて声、動きも大きくなり、新しい動きを取り入れてより難しい内容になってきています。

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よかったこと

活動をしていく中でだんだん活動範囲が大きくなり、児童センター内の児童から地域の子どもや大人、おじいちゃんやおばあちゃんへ練習してきた成果を見てもらい評価してもらう事で参加している児童は少しずつ「自分」を知ることができてきている事。児童センターの認知がされてきている事。地域の皆様と協力して一緒に活動ができていることを実感しています。

子どもたちの声

  • 知っている人がいてとっても緊張したし、着物も化粧も初めてだから恥ずかしかったけど、発表できて良かった。
  • 発表の後に一緒にお菓子を食べながら、おじーおばーとのゆんたく(おじいちゃん、おばあちゃんとのお喋り)が楽しかった。
  • 「上手だったさぁ」「可愛かった、格好良かった」「またおいでね」って言われて嬉しかった。
  • 最初は楽しくなかったけど、だんだん楽しくなってきて本番で上手く出来た時は嬉しかった。
  • もう来年はやりたくないって思ってたけど、今はまた来年もやりたい。

協力NPOの感想

団体で活動する楽しさや一人一人の責任を子ども達に伝えることができており、メンバーの皆に沖縄の伝統を楽しく広げていってほしい。そのためにも来年ぜひ続けて行きたい。

その他協力者の感想

  • 1年に1回じゃなくて定期的に行ってほしい。
  • これからも学校以外での子ども達が主体で活躍できる機会を増やしてきたい。
  • 来年もぜひ続けてほしい。

児童館担当者の感想

クラブメンバーにおいては、結成当初は意思表示が少なくただ練習を行うだけであったが、練習を重ねていく事で不満を言うようになり、講師と周りの人との関わりの中で不満や楽しみだけでは上手くチームとして活動できない事を学び、「自分を知り、周りを知る」、「意思表示」が出来るようになったこと。児童館としては地域・クラブメンバー以外の子ども達も一緒に協力する事で、地域を巻き込む活動ができたことがとても嬉しく思います。大変だったが、この大変さが無ければ私もみんなもここまでの達成感は至らなかったと思います。

協力していただいた皆様、誠にありがとうございました。これからもどうぞ宜しくお願いします。