福知山市立下六人部児童センター
京都府福知山市
外国にルーツを持つ子どもの学びと交流のひろば
タイトル | 外国にルーツを持つ子どもの学びと交流のひろば |
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協力NPO | 特定非営利活動法人 京都丹波・丹後ネットワーク |
その他協力者・関係者 |
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開催日時 | 2016年7月9日~2018年2月11日 |
開催場所 | 福知山市立下六人部児童センター |
目的 |
日本の文化に慣れず、毎日の生活にも不安を感じている外国にルーツを持つ親やその子どもたちが交流や学びの場を通して、つながることの大切さを学び、不安や様々な課題に立ち向かっていけるような支援を行う。 子どもも親も同じ地域に暮らすものとしてお互いを理解し、日本の文化だけでなく、異文化にもふれあい、互いが協力し合えるコミュニティを目指す。 |
概要 |
子どもたちの自立を目指した学びの教室
外国文化と日本の文化のごちゃまぜ交流会12月にはクリスマス会を外国にルーツを持つ親子と共に企画から行い、各国の様式を持ち寄って開催。互いの文化を理解し協力し合うことで、これまでとは違った価値観を受け入れ、より素晴らしいものを創造する力を養う。 |
福知山市立下六人部児童センターについて
連絡先
住所 | 〒620-0842 京都府福知山市字長田2661 |
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電話番号 | 0773-27-3299 |
レポート
当日の様子
外国にルーツを持つ親と子どもの学びと交流を目的として、料理教室・ワールドランチ・クリスマス会・竹ぽっくり作り・スポーツ教室・お茶会などを行いました。各国の料理を作ったり味わったりする経験やスポーツなどを通して、それぞれの”場“を楽しみながら、お互いの文化を知ったり会話を楽しみました。
よかったこと
昨年度より子どもたちが成長し落ち着いてきており、年下の子どもの面倒を見るなど、子どもたちの縦のつながりが出来つつあると感じる。学校生活にもよい影響がみられ、落ち着いて学校生活を送ったり、打ち込めることを見つけて頑張る姿が見られるようになった。保護者にとっては、母国語で話せることがストレス解消につながっている。
NPOや他の機関と協働することで、新たな事業展開や様々な観点からの取り組みができ、児童館だけでは出来ない取り組みができていると感じた。
子どもたちの声
- 作ったことのない料理を作ったり、食べたことのない料理を食べられて楽しかった。
- みんなと会えたり、一緒にスポーツができて楽しかった。
協力NPOの感想
福知山市下六人部児童センターとの協働を2年間する中で、行政とNPO、更に地域の人たちなど多様な主体がそれぞれ役割・強みを活かしながら、共に子どもたちを支援していくことで、どんな課題でも解決に繋げていけるのだと改めて感じた。それと同時に、漠然とした大きな課題を掲げるのではなく、まずは目の前の困っている誰かに目を向け手助けを始めることで、次の何かが見えてくる、それこそが地元に密着した支援につながるのではないかと思うようになった。児童館や公民館、空き家など様々な施設を活用して、それぞれの地域にあった「みんなのための居場所」を作ると、そこが困難を抱える人を発見する場となり、解決に繋がっていく、そんな場を出来るだけたくさん作っていけるよう、今後も努力していきたい。
その他協力者の感想
各機関が関わることによって、外国にルーツがある子どもを取り巻く状況や課題について情報交換ができたり、それぞれの機関でできる支援など新たな事業展開ができたり有意義な事業となった。【日本語教室の開催など】 それぞれの機関がつながり取り組むことで課題解決や最大限の事業効果を図ることになると感じた。
児童館担当者の感想
参加児童・生徒の成長がみられうれしく思った。その反面、成長することによってかかわりを持てなくなったり、持たなくても良くなる場面や、それぞれが進学し、各々学業や新たな友人関係等で忙しくなり、参加が遠のくこともある。自分たちの経験や思いを次の子どもたちに伝えられる更なる取り組みが出来ればと思う。